2017年7月11日 更新

きゅうりのベランダ栽培

夏をイメージさせる植物は数多くありますが、今回はコレ。実は初心者ガ-ディナーにとっては、とても育てやすいのです。今年も大収穫でした。そして、まだ、間に合います! 自作して、しかも取れたてのきゅうり。その味は、ほんと、格別です。そんな、他では食べられない、新鮮な美味しい「きゅうり」を、あなたも体験できます。

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コップの様なガラスに移します。ここから、「ハイポネックスの養液(※)」の水耕栽培となります。一日に数時間直射日光が当たる場所で生育します。なので、天気のいい日は養液もほぼ毎日与えます。乾燥させてしまうと、枯死してしまいすので特に注意。

ハイポネックスの養液とは・・・一般的なハイポネックスは「チッソ」「リンサン」「カリ」がバランスよく含まれているのですが、水耕栽培の場合、「カリ」の含有率が多い、6.5-6-19(チッソーリンサンーカリ)の配合のものを使います。これは水耕栽培は水に根を浸し切った状態にするので、根腐れを防ぐのが栽培の最大のポイントとなるため、根の促進を促すと言われているカリの配合比率が極端に多いハイポネックスを1000倍に薄めて使います。

3.鉢上げ

鉢上げ

鉢上げ

そこそこ、というより、コップで育てるのは限界の大きさなので鉢上げ(5/20)
via (画像:オリジナル)
コップの中だと与えられる水分量も限られており、あまり「きゅうり」は大きくなれません。特にウリ科の植物は水分を沢山欲しがるので「大量の水分を供給」することが、ここでのポイントとなります。去年は1リットル位入る「大きな瓶」を使っていましたが、根が張れず安定しないため、今年は、新兵器「膨らむ土(ココヤシ土)」(※)を使うことにしました。

※「膨らむ土(ココヤシ土)」とは・・・数社の園芸メーカや、園芸店オリジナル品として販売されています。「ココヤシ」を原料にした吸水性の高い、日本に古来からあるミズゴケのような、軽く運搬も楽な土の代わりを果たす新素材です。また「燃えるゴミ」として捨てられるという特徴もあり、大量の土を持ち込むのは大変なベランダや室内で植物を栽培したい人にはうってつけのアイテムです。
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地ばいスタイルでぐんぐんと伸びてゆき、花の数だけでも、雄花15位、雌花7位。きゅうりの場合は、雄花と雌花で受粉しなくても、勝手に実ができるタイプらしい(あるいは、この栽培品種の特徴か? 一緒にやってる、かぼちゃの方は、全然結実しないので、雄花の受粉がないと、だめらしい)。また、そういうところが、植物は実に不思議・・・。

今期の成果と反省

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蔓型で面積的にも、かなり大きくなるきゅうり。正直、夏場限られた「日当たりのいい場所」を確保するのは大変です。とはいえ、あの「今までとは違う食べ物!」と思えるほどみずみずしく、甘味のある味を体験してしまうと、「また、今年も・・・」とつい、思い、作ってしまいました。

ただ、不思議なことに、前回の完全水耕栽培の時もそうでしたが、あれほど、隆盛を誇っていたのに、突然枯れてしまいました(6/25頃)。理由は分かりません。次回(まだ今期か?)は、その理由をなんとか突き詰めて、さらに収穫をふやせたらと思っています。
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この記事を書いたひと

榊 春樹 榊 春樹