2018年8月9日 更新

ベランダでもガーデンでも。植木鉢で育てられる、寄せ植えにもおすすめの花 ~Vol.3 ~

植木鉢は庭がある人には高低差をつけドラマティックな景観を生み出し、庭がない方には手軽に植物のある暮らしを楽しめる、ガーデナーの強い味方です。植木鉢でひとつの花を育ててみたら、次は寄せ植えにチャレンジしてみませんか?ここでは寄せ植えにぴったりのおすすめの花、そして合わせやすいグリーンをご紹介します。

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周囲を彩る寄せ植えにチャレンジしてみよう!

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植木鉢を代表とするコンテナを使って植物を育てる場合、最初はひとつの品種だけを植えることからスタートする方が多いかもしれません。ですがコンテナで育てるときの大きな楽しみとなるのが、異なる種類の植物を一緒に植える、寄せ植えで育てる方法です。

置く場所を決めたら、そのスペースに合ったサイズの植木鉢を選び、好みのカラーの花を決めてバランスを配慮しながら植える寄せ植えは、ひとつの鉢に自分だけのセンスを活かした小さなガーデンを持つ喜びを得ることができます。

ガーデニングは初めて、という方でも植木鉢で育てることはすぐにトライできる方法で、自身で選んだ花たちがそれぞれの個性を主張しながら咲く姿は、いつまでも眺めていたいほど愛おしいに違いありません。
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寄せ植えは一見難しく感じられますが、初めてトライする方は園芸店で既にある程度の大きさになっている花を購入し、植えるところからスタートしましょう。土の配合で難しいと感じたら、最初は肥料入りの土を購入しておきましょう。きっとあまりにも簡単に始められることにびっくりするかもしれません。

寄せ植えは草花と植木鉢、そして自分のセンスがミックスされた小さな箱庭のようなもの。明るい色を持つ花を選び、心が浮き立つような寄せ植えも素敵ですし、お気に入りのメインカラーを選び、グラデーションで周囲を彩るのもおすすめです。

慣れてきたらシーズンごとに花を変えたり、今まで購入したことのない花で寄せ植えをしてみたりと、さまざまな楽しみ方がありますよ。ここではそんな寄せ植えにおすすめの花、そして寄せ植えにぴったりのグリーンをご紹介します。

植木鉢で育てられる、おすすめの花

1.バーベナ

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フェミニンなカラーの花が咲くバーベナは、濃い色彩の花はパッと辺りを明るくし、淡いトーンの花であればやわらかな雰囲気をもたらしてくれる植物です。200以上も種類があると言われ、ガーデンショップで目にするバーベナも一年草、宿根草、多年草と種類が分かれています。

横へ広がり先端に花を咲かす宿根草は、寄せ植えにすると花が咲ききらないこともあるため、地植えが向いていると言われていますが、春、もしくは秋に花が咲く一年草、もしくは四季咲きの多年草タイプのものが寄せ植えにはぴったりです。

一年草は暑さに弱いため、真夏の直射日光は避けて保管してあげてください。多年草バーベナは日当たりの良い場所へ。どちらも水はたっぷり与えてあげてくださいね。花は咲き終わったら小まめにカットしてあげましょう。

2.ツンべルギア

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アフリカやアジアの熱帯からやって来た植物、ツンべルギア。暖かいところで生まれた植物ですので日本での冬越しは難しく、一年草扱いとなっています。けれど種を採取すればまた翌年も花を楽しむことができますよ。

濃いブルーのツンべルギア・エレクタは青~紫のグラデーションで寄せ植えをまとめると大人びた雰囲気に。明るいイエローカラーがまぶしいツンべルギア・アラタはホットカラーで合わせてみるのがおすすめです。淡い水色のツンべルギア・グランディフロラは儚げな白い花と合わせると、フェミニンな寄せ植えが完成するでしょう。

ツンべルギアはつる性の植物で、丈夫な性質なので成長すると2メートルほどの長さになります。植木鉢で育てるときは高いところに置いたり、あるいはハンギングバスケットにも向いています。

日光を好む植物なので日当たりの良い場所に置き、土の表面が乾いたら水はたっぷりあげてください。咲き終わった花は小まめに切り戻しをしてあげてくださいね。なお、花が咲き終わったときのガクとこれから花が咲くつぼみが同じ形状をしているので、光りに透かして種が入っているものをカットしてあげましょう。

3.ブラキカム

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ブラキカムはその可愛らしい姿と淡い色彩で、ナチュラルガーデンが好きな方にはぴったりの植物です。まるで小さなコスモスのような姿で、ヒメコスモスという別名を持っているのも納得できる可憐な風情です。

ブラキカムは淡く小さな花と合わせて優しい雰囲気の寄せ植えにしたり、ブラキカムのみで育てるのも素敵です。グリーンとも合わせやすく、メインにもサブにも使える優秀な植物です。

多湿に弱いのが特徴ですが、乾燥にも弱いので水をあげるときには注意が必要です。土は水はけの良いものを用意し、土の表面が乾いたら水をたっぷりあげてください。また真夏には直射日光を避け、風通しの良い場所に置いてあげましょう。

花が咲き終わったら小まめに摘み取り、また真夏になる前に切り戻しを行い、枝が蒸れないようにしてあげましょう。
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この記事を書いたひと

Hazuki Akiyoshi Hazuki Akiyoshi