2017年10月30日 更新

裏ワザ満載! 「家ガーデニング」とは? (夏秋期編)

ベランダ~屋内を併用、利用して野菜などを中心に栽培しているガーディナー(通称『家ガーデナー』)にとって、多くの野菜類が今、収穫期なのです。でも・・・それ以上に、夏秋期とでもいうべき、これからのシーズンが『家ガ(『家ガーデナー』の略称))』の最も忙しい、ベストシーズンなんです。それは何故なのでしょう・・・。そんな『家ガ』的な活動に興味のある方、こっそりお教えいたします(笑)。

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「家ガーデニング」とは?

ベランダで育てたオクラ

ベランダで育てたオクラ

via オリジナル
一般に「ガーデニング」というとすごく広い意味での園芸のことを指しているそうです。その範囲を狭める意味で「ベランダガーデニング」といえば、文字通り、小さなベランダなどの戸外のスペースを利用する園芸を指しています。また、これとは逆、対義語に近い意味になるのが、家庭菜園です。これは、自宅ではできないので、近所に畑を借りて野菜などを中心に本格的な栽培をすることを意味しています。

私が実践している「ガーデニング」は、ひとことで言うと、それらの複合体です。まず、栽培は主に野菜系が中心で、ベランダを中心にやっています。そして、時期によっては、室内を併用しています。意識したわけではありませんが、経験上、夏場は、日当たりの関係で、かなり作付け面積が規制されてしまうし、室内だけだと、スペースも限られてしまいます。なので、必然的に「多品種少量生産」(一品種、一鉢とか・・・)になっています。

でも、ここ数年の試行錯誤によって、この『家ガーデニング』が可能なことが分かってきました。
『家ガーテニング』室内編

『家ガーテニング』室内編

室内栽培の様子。裏板のない棚と同様に裏板をはめないカラーボックスです。昼間はカーテンを開けて日差しを入れます。夜はカーテンを閉めて、それぞれを室内で鑑賞(?)することができます。
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つまり、既成の、このどちらにも属さないような気がします。なので、あまりしっくりくる言葉が見つからないため、「家ガーデニング」という造語を作ってみました。「家の中+ベランダガーデニング」、あるいは「家庭菜園+室内ガーデニング」といったところでしょうか。

そんな、『自宅で、野菜を育てる』という志の元、何年かやっているうちに、この「家ガーデニング」というスタイルにたどり着きました。

今回は、ここ何年かで、蓄積してきたノウハウを、いつくか紹介したいとおもいます。色々、並べて考えていくうち、その多くのやり方は、様々な失敗を繰り返しつつ、やってきたので、どこにもない、オリジナルな発想のものがほとんどです。つまり、これらは、いわゆる『裏ワザ』といえるものだと思い、このタイトルを思いつきました。
『暑さ寒さも彼岸まで・・・』とはよく言い当てたもので、今年もあれほど「残暑厳しい年」となると天気予報では言っていたのに・・・。実際には、九月に入る少し前から風も日差しも秋の気配を感じる季節になってきたようです。今回は、そんな夏から秋にかけての時期、『家ガ-ディナー』派のやるべきことを中心に少しまとめてみました。

裏ワザその1:植物は、基本的に、種から育てよう!

夏秋期に蒔いた種その1

夏秋期に蒔いた種その1

9月に入ってから蒔いた種その1。ポットなど苗での植え付けに向いているものを抜粋して、ロックウールブロックで種まきしたもの
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通常、野菜の中には種から畑に植えつけるもの、ほうれん草や小松菜などの葉物野菜、そして、ごぼう、ニンジン、大根などのいわゆる根もの野菜などは種からじかに植えつけるのが一般的です。でもそれ以外の野菜は、『家庭菜園』の場合、植えつける苗を購入して畑に植えつけるのが一般的です。
しかし、『家ガ-ディナー』の場合、苗は購入せず、『種』から育てることをお勧めします。その理由はいくつかありますが、まず一つ目は、これからの季節の野菜の栽培は、最初はベランダで、途中から畑の『ビニールハウス』の代わりになる家の中で育てることになるためです。

なので、室内に土を持ち込みたくないので、「家ガ」としては、『水耕栽培』や『ココヤシ土』を使って育てます。もし、苗を購入すると、たとえば、水耕栽培で育てる場合、一度土を全部落とすことになります。これは、土で育ってきた苗だと、その土を落とすと弱ってしまうことが考えられます。

それに完全に土を取りきるのは大変です。土が取り切れなければ、清潔を売りにする『水耕栽培』にする意味もあまりなくなってしまいます。また、普通の土でなく、『ココヤシ土』に移行する場合でも、同様に、その意味が薄れてしまうでしょう。

裏ワザその2:太陽は、やはり神様(アマテラスオオミカミ(天照大御神)さま~♪)です!

とうもろこし

とうもろこし

北アメリカ原産のトウモロコシは、強い日差しが好きな反面、水(=ハイポネックスの肥料)を与えすぎると、逆に大きくならない。不思議な植物。
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ここで、『ベランダ菜園、一般ガーテニング(併せて家ガーデニング)』の視点から考えてみましよう。「南向き」のお家が快適なのは、「夏場」は太陽が高く、一般には、軒や上層階が日よけとなり、日差しがあまり差し込まず、「冬場」は、逆に太陽が低くなるため、部屋の奥深くまで、日が差し込み、温かく過ごせる・・・ということです。
そんな中、まずこの『家ガの夏ー秋期』、ご紹介したいのは、『室内で育てる野菜』です。ここ(榊邸)にかぎらず、日本の住宅の多くは、一般的に「南向き」です。アパートを借りる人でも、ましてや、お家を新たに購入する方ならなおさらご存じだと思いますが、その「南向き」であることによって住む人が『夏涼しく、冬暖かい』からです。
ここ、何年かの間で、一番といってもいい、特に野菜などの植物について生育の絶対条件というのを発見しました。それは、日差し・・・。いわゆる「直射日光」を一日のうちで、どれ位、植物に浴びせられるか・・・ということです。

これを無視してしまうと、そもそも、「家庭菜園」という言葉自体が意味をなさなくなります。それぐらい、「日当たりの少ない菜園」は悲惨な結果を生みます。何故、人々がベランダではなく、『畑』を借りなければいけないのか、大きな理由の一つがここにあります。

つまり、これでは『家ガーデニング』自体が成立しません。何故「室内、ベランダ」を使い分けなくてはいけないのか・・・。その真意も実はこのあたりに、深い理由があります。

たとえば、ここへ引っ越してきてすぐ、ベランダでも比較的部屋に近いところで、ジャガイモの栽培をしていました。沢山の土を大きなプランターを使って、マニュアル通りに作ったのですが、全くうまくいきませんでした。当時は、それがなぜかは考えずに、ただ『ここのベランダで家庭菜園は向いていない』という結論を出し、辞めてしまいました。

あれからまだジャガイモは再挑戦していないのでなんとも言えませんが、おそらく、夏場だったので、ほとんど日差し(直射日光のこと)のないところで育てたのが一番の原因だったと思われます。
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この記事を書いたひと

榊 春樹 榊 春樹