モリス・ガーデン
サウス・コートから続いた先に、一段低い場所に造られた庭園がモリス・ガーデンになります。
この庭園はウォルター・スコットが設計した部分もあるものの、多くの場所が変更されたエリアでもあるそうです。
前方と後方に花壇のエリアがありますが、あまり花が多く植えられている印象はありません。しかしそのせいでしょうか、中央に配置された彫像がひときわ目立つようになっています。
この庭園はウォルター・スコットが設計した部分もあるものの、多くの場所が変更されたエリアでもあるそうです。
前方と後方に花壇のエリアがありますが、あまり花が多く植えられている印象はありません。しかしそのせいでしょうか、中央に配置された彫像がひときわ目立つようになっています。
この彫像は、ウォルター・スコットの小説『ロブ・ロイ』の登場人物の一人であるモリスです。
ウォルター・スコットの死後、この近辺に住む彫刻家が小説『ロブ・ロイ』の中にある、ロブ・ロイの妻であるヘレン・マクレガーに慈悲を申し出るモリスの姿を作成し、この場所に置かれました。その為にこの場所はモリス・ガーデンと呼ばれています。
不思議に感じたのはモリスは小説『ロブ・ロイ』の主人公ではないのですが(ちなみにロブ・ロイも主人公ではありません)、なぜ彼の彫像だったのでしょう?
この事は調べてみても分からなかったので、次回滞在する時にスタッフの方に聞いてみようと思います!
ちなみに入り口にあるチケットオフィス兼ショップはとても大きく、カフェも併設されています。スタッフの方が皆さんフレンドリーで、親切な方ばかりだったのが印象的でした。邸宅やガーデンについて質問がある方は、是非ショップの方に尋ねて下さいね。
ウォルター・スコットの死後、この近辺に住む彫刻家が小説『ロブ・ロイ』の中にある、ロブ・ロイの妻であるヘレン・マクレガーに慈悲を申し出るモリスの姿を作成し、この場所に置かれました。その為にこの場所はモリス・ガーデンと呼ばれています。
不思議に感じたのはモリスは小説『ロブ・ロイ』の主人公ではないのですが(ちなみにロブ・ロイも主人公ではありません)、なぜ彼の彫像だったのでしょう?
この事は調べてみても分からなかったので、次回滞在する時にスタッフの方に聞いてみようと思います!
ちなみに入り口にあるチケットオフィス兼ショップはとても大きく、カフェも併設されています。スタッフの方が皆さんフレンドリーで、親切な方ばかりだったのが印象的でした。邸宅やガーデンについて質問がある方は、是非ショップの方に尋ねて下さいね。
ウォールド・ガーデン
アボッツフォード・ハウスの3つある庭園の中で、初めに目にするふたつのガーデン、サウス・コートとモリス・ガーデンは、レイアウトも非常にシンプルで、またフォーマル、そして男性的な印象を受けます。
しかし3つあるガーデンのうち、最も記憶に残るもの、そしてガーデナーの方にとって見ていて楽しいのが、一番奥に配置してあるウォールド・ガーデンではないでしょうか。
この場所は初めキッチン・ガーデンとして設計されており、ウォルター・スコットの家庭に必要な野菜や果物を栽培していたのだそう。
しかし3つあるガーデンのうち、最も記憶に残るもの、そしてガーデナーの方にとって見ていて楽しいのが、一番奥に配置してあるウォールド・ガーデンではないでしょうか。
この場所は初めキッチン・ガーデンとして設計されており、ウォルター・スコットの家庭に必要な野菜や果物を栽培していたのだそう。
キッチン・ガーデンは、19世紀初頭のスコットランドでは重要な栄養源でした。
また、ウォルター・スコットの邸宅は訪問客が多かったため、キッチン・ガーデンはなくてはならないものだったようです。
この四方を壁に囲まれたガーデンの大きさは約1エーカー(約4046㎡)となり、今では多くの花が咲き誇っているウォールド・ガーデンとなっていますが、まだ一部分では野菜も育てられており、ウォルター・スコットの時代のキッチン・ガーデンとしての名残をとどめています。
ちなみにここで採れる野菜はショップにあるカフェに提供しているそうですよ。ここには軽食やアフタヌーンティーなどのメニューがあるので、ランチの時間に合わせて利用してみてはどうでしょうか。
また、ウォルター・スコットの邸宅は訪問客が多かったため、キッチン・ガーデンはなくてはならないものだったようです。
この四方を壁に囲まれたガーデンの大きさは約1エーカー(約4046㎡)となり、今では多くの花が咲き誇っているウォールド・ガーデンとなっていますが、まだ一部分では野菜も育てられており、ウォルター・スコットの時代のキッチン・ガーデンとしての名残をとどめています。
ちなみにここで採れる野菜はショップにあるカフェに提供しているそうですよ。ここには軽食やアフタヌーンティーなどのメニューがあるので、ランチの時間に合わせて利用してみてはどうでしょうか。
このウォールド・ガーデンは後方に向かって緩やかな傾斜を描いており、ガーデンの最上部のエリアにはグラスハウスが設置されています。
このグラスハウスはウォルター・スコットがデザインしたもので、ガラスの屋根が付いており、一部のガラスは壊れておらず、その時代のものが残っているのだそう。
このグラスハウスはウォルター・スコットがデザインしたもので、ガラスの屋根が付いており、一部のガラスは壊れておらず、その時代のものが残っているのだそう。
この時代のグラスハウスが現存しているのは非常に珍しく、貴重なものとなるそうです。200年もの月日を経てもまだ現存しているとは驚きです!
このグラスハウスはウォールド・ガーデンの一番奥に設置されているので、ここからの眺めは素晴らしいものでした。
庭の鮮やかな花たち、そしてその後ろに見えるそびえ立つ美しいアボッツフォード・ハウス、そして周囲に広がるスコットランド・ボーダーズの田園風景。
スコットランドが一番美しい季節である初夏、天気の良い日にここからガーデンと邸宅を眺めるのは至福のひと時に違いありません。
庭の鮮やかな花たち、そしてその後ろに見えるそびえ立つ美しいアボッツフォード・ハウス、そして周囲に広がるスコットランド・ボーダーズの田園風景。
スコットランドが一番美しい季節である初夏、天気の良い日にここからガーデンと邸宅を眺めるのは至福のひと時に違いありません。