2017年8月10日 更新

生垣が街に潤いを与えてくれる

これから、どの様な住まい、庭を作っていくのか?町の景観との調和は?暑い日が続き、街を歩く人影が少ないのを感じると、生垣っていいなと感じるのです。散歩の途中、立ち止まるのは生垣の横ではないですか?目にやさしい、緑を増やしていきませんか?

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住宅の庭や外構にグリーンがあるかないかで住まいの雰囲気が全く変わってきます。差し色で小さな花が目に飛び込んでくる美しさは心を和ませてくれます。

綺麗に整えられた生垣の横を通ると、ほっとします。空気が周りより澄んでいるように感じられ、そこからマイナスイオンも放たれているのを感じられるからです。

特に、夏の暑い日差しが照りつける時期に、日中、車道を走る車以外、出かける手段が無く、人が歩いていなくなった人在の住宅地の状況を感じ取ると、目に見える緑は眩しくありがたいものに感じます。真っ黒な日傘をさして、帽子をかぶり、足早に目的の建物に急ぎ足で歩く人々を見ると、「暑いですね。」以外の言葉が見つかりません。緑を増やさなければ!

実際に植物の葉の裏側の気孔からは、人にとって優しいマイナスイオンが発生しているのです。植栽の横を通ると、呼吸がしやすいというか、ひんやりとするというか、人間にとって良い空気が漂っていることが感じられ、顔も合わせずにもおもてなしを受けたような嬉しい気持ちになるのです。
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風致地区の条例が引かれていない区域では、外構を生垣にする決まりはありません。
一般的な住宅は、建築基準法に合った土地と建物に関する基準をクリアすれば良いわけです。
風致地区でなくても、小さくても良いので遊び心が感じられる生垣は素敵ですね。

フェンスやブロックで隣地との境界を区切っていることが多いのですが、そこに建物と調和する植栽が植えられていると涼しげでとても良いものです。香りのよい花が咲く種類や、斑入りの葉が美しいコントラストを奏でる生垣など、家人の遊び心や、熱心な心意気が感じられます。
生垣は生き物であるため、手入れが必要になり、管理する人がいないとすぐに形が乱れてきます。病害虫の駆除も定期的に行わなくてはなりません。

その手入れの大変さを思うと、美しく整えられて、春に花が咲き、夏には涼を感じさせてくれる…。環境を整えて、みんなの心を和ませてくれる、生垣の管理者に感謝と尊敬の念を覚えるのです。※お金をかけて職人さんにお願いしていることも含めて。自分もみんなも楽しませる心意気が素晴らしいと思うのです。

生垣は一般的に成長が早く、刈り込むことによって枝分かれを多くしてくれて密な壁になってくれる種類が選ばれます。周期的にメンテナンスに手間がかかります。ガーデニングが好きな家人が1人いればそれは生垣という立派な芸術作品が出来上がるのではないでしょうか?

生垣にも建物に調和するように流行りがあり、地方をドライブした時に見かけるグリーンンの入道雲のようなカイズカイブキの見事な生垣や、新築マンションのフェンスの横に植えられた鈴のような可愛い花を咲かせた、斑入りのプリペットのおしゃれな生け垣など観察してみると面白いものです。

車庫と庭の仕切り用の目隠しなど、ブロックやフェンスなどではなく、花の咲く植栽で飾るのも素敵です。
綺麗な生垣は、目隠しにも良いものです。庭でティータイムの時に、生垣の目隠しは必要です。
生垣と言っても、和風・洋風の庭に合わせて色々な種類が使用されていて、従来の和風庭園に合う樹木や、洋風の庭に合う流行の植栽など、建物に合わせた植栽を観察するのも楽しいものです。
それでは、洋風の庭に植えられている生垣について見ていきたいと思います。

生垣が完成するまでには、ある程度の年月が必要になってくるので立派に出来上がった生垣を見ると、生垣という芸術作品を作った家人か職人さんか…?素敵な方がいるのだなと嬉しくなるのです。

柘植の木の生垣や造作物

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柘植の木は細かい葉が密に茂るため、円形にカットして、洋風の住宅にも似合いますね。ウサギやリスの形に整えられた柘植の木も見かけます。柘植の木の良さは葉の細かな美しさが常時保たれることですが、値段が高額になるため、生垣のような本数を多く植え付ける場合、値段が気になるところです。

新芽の芽吹きが美しい種類

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via 無料写真素材AC
四季を感じる日本では、寒い冬が過ぎ、春に木々の芽生えを感じることが楽しみでもあります。
芽吹きの色が美しいと、それだけでも生垣を大切に育てている努力の結晶が目に見えて嬉しいですね。
建物の色合いに合わせて植えられている植栽は目を楽しませてくれます。

コニファーの生垣

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元々日本に生息していた品種ではなく、外国から輸入されたものなので、色や形が独特で目を引きますね。シルバーがかった葉などは初めて見ると興味深いものです。
ただ、昔から日本で植栽されていた植物でない品種を植え込むときには注意が必要です。

コニファーは、もともと生育が激しい針葉樹林なので、植えるとあっという間に大きくなり、小まめな選定をしないと、枝を切り落とした切り口が大きく、見苦しくなるので、生垣というよりは、お庭のアクセントでシンボルツリーとして植え込む程度にするのが無難です。

筆者の場合には、1年目に庭の片隅にクリスマスツリーにしようと、2本の針葉樹をシンメトリーに植え込んだところ、1年であっという間に1メートル50センチほどに育ち、2年目には2メートル50センチを超えるほどに成長してしまって、結局切り倒すことになりました。

2年で巨木です。

根っこは、半径30センチほどにまで太く育ち、周りの根を掘り起こすのも大変な作業でした。
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