2017年12月20日 更新

秋本番! 植物園に出かけよう!(神代植物公園編)

この時期、お勧めなのが、植物園です。都心やその近辺には、植物を観賞できる大規模な公園が数多くあります。手軽にお出かけできて、お金もかからない、いわばガーディナーにとっては「行楽の超穴場」です。今回は、その代表格のひとつ「神代植物公園」へ、ふらりと「お出かけ」してみました。

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はじめに

神代植物公園の温室で咲くハス

神代植物公園の温室で咲くハス

仏教の世界ともかかわり深いハス。桜と同様、どこかこの世以外とのつながりをもっているのでは・・・と思わせるような・・・。この花には、そんな神聖、神秘的な趣があります。
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いつしかかなり寒さを感じる季節になりました。とはいえまだ、行楽にはベストなシーズンですね。でも、遠出するとなると、渋滞に、はまったり、それに、何処へ行っても、人、人、人・・・だったり・・・。癒しを求めて行ったはずの地が、逆に疲れてしまいそうです。

そこで、考案したいのは、あえて、いわゆるシーズンオフである「植物園」へ出かけてみる・・・というのはどうでしょうか? この時期は、人も少なく、のんびり巡れます。さらに、ただ単に、ゆっくりのんびりできるだけでなく、あなたの新しい「ガーデニングライフ」へのアイディアを広げるヒントが沢山詰まっています。今回はそんな中のひとつ、『神代植物公園』を取り上げてみたいと思います。

「神代植物公園」とは

神代植物公園内

神代植物公園内

なんとなく、綺麗な一角があったので撮ってみました。コキアやアロエなど身近な植物から出来ているので、マイ・ガーデニングのご参考にいかがでしょう? 奥にちらっと見えているのが温室です。
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都心から少し離れた、木々が生い茂る武蔵野の大地の一角にこの「神代植物公園」はあります。すぐお隣は、蕎麦などで有名な深大寺があります。こちらは、観光地としても有名で、連日沢山の人が訪れています。それにしても同じ「じんだい」なのに全く当てられている漢字が違うという実に不思議ミステリーな場所です。
ここは、もともとは、都の街路樹などを育てる場所として使われていました。戦後に緑地として公開されたのち、昭和36年に都内唯一の植物公園、「神代植物公園」として開園しました。都内に桜の名所などで有名な公園は沢山ありますが、「植物公園」を名乗るのがここだけだそうです。

今まで何度も都内の色々な公園に訪れましたが、そういう視点で考えてみたことはありませんでした。都内の桜の名所は、その時期、何度も足を運んだのに、ここだけが「植物公園」なのだそうです・・・なんとも想定外です(笑)。
神代植物公園の温室前から景色

神代植物公園の温室前から景色

神代植物公園の温室前から景色です。手前がここで有名な「バラ園」です。バラは二期咲きのものが多く、この時期に咲いているものは、あまり多くありませんでした。もうしばらくたつと、本格的な秋咲きのシーズンを迎えるので、沢山のバラが見られます。
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まず、交通手段をご紹介します。1つめは、なんといっても、マイカーです。都心かその近くにお住いの方だと、ドライブとしては逆にちょっと近すぎて物足りないかもしれません。でもここ、神代植物公園は、駐車場が完備されているため、マイカーをお持ちの方、この時期の利用がおすすめです。臨時駐車場や第二駐車場などもありますが、この時期であれば、週末でも、正門入り口から近い第一駐車場が空いていることも多いです。

ただし、桜の名所であるので、他の都内の大きな公園もそうですが、桜の時期、4月頃は、大変混雑しています。たとえ、臨時駐車場でも、待ちがかなり発生するので、来園の際は、十分ご注意ください。

2つめは、バスです。JR三鷹駅から「深大寺」行のバスと京王線調布駅から「神代植物公園」「神代植物公園前」行のバスが出ています。隣り合っているとはいえ、「深大寺」から「神代植物公園」までは距離があるので、「深大寺」に寄る予定のない方は京王線調布駅からのバスがお勧めです。

また、京王線調布駅から出て「神代植物公園」を経由するバスは本数も多く、植物園の正門入り口などに停留所もあり、そういった便利さでも、こちらがおすすめです。たとえば、こちらであれば、本数が多いので、たとえ人気の桜の時期でも、バスを一本見送れば十分程度の遅れで到着できます。また、桜の時期は臨時便を増便しています。

この時期、ここで大きく目をひいたものの一つ・・・ダリア

ダリアーマドレーヌムーン

ダリアーマドレーヌムーン

大輪で、「ビオニー咲き」または、「ボール咲き」、「デコラティブ咲き」にも近いと思われる白い花。いかにも、ダリアといった風格があり、なかなかです。
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正門から入り、右手へ進んでゆくと、ダリア園があります。ここではこの時期、沢山のダリアを観賞することができます。
「ダリア」というと、私にとっては、単に派手な花のイメージが強いという印象でした。しかし今回、見学してみて、その花のバリエーションが非常に多いということに気づかされ驚きました。そんな点からも「ダリア」の人気が非常に高い理由の一つであるようです。

これから、実際に見てきた花を写真で紹介しますが、まさに、想像を絶するような沢山のバリエーションに富んだ種類があります。単純に分類しても、花弁の数、花の色、大きさ、咲き方、そして、花弁の形まで、文字通り、千差万別なものがあります。
今回、ここ(夏秋神代植物公園)で、見られたものは、写真に収めたものの、ごく一部にすぎませんが、バリエーションとして代表的なものがいくつかあったので、ご紹介します。

ダリアの基本情報

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この記事を書いたひと

榊 春樹 榊 春樹