<種から芽、根が出るまで>
ロックウールブロック(※)に種を2,3粒入れ、プラスチックケース(今回は前の写真の緑色のもの)のひと区画にひとつずつセットします。ロックウールブロックが十分しみこみ、若干ひたひたになるくらいの水を入れ蓋をし、クローゼットなどの暗所へ入れます。ポイントは、容器内を高湿度に保つことです。また種が栄養で腐らないようにこの時は「ハイポネックスの養液」ではなく、普通の水を入れます。
※「ロックウールブロック」とは・・・「高炉スラグと数種の岩石を高温で焼き、綿状にしたもの(大和プラスチック(株)製)」で、大型の園芸店や通販等で見つけることができます。サイズが何種類かあり、私が愛用しているのは、写真のプラスチックケースとピッタリサイズの3X3X3(一番小さいサイズ)です。
※「ロックウールブロック」とは・・・「高炉スラグと数種の岩石を高温で焼き、綿状にしたもの(大和プラスチック(株)製)」で、大型の園芸店や通販等で見つけることができます。サイズが何種類かあり、私が愛用しているのは、写真のプラスチックケースとピッタリサイズの3X3X3(一番小さいサイズ)です。
<鉢上げ>
発芽が確認できたら鉢上げします。今期は、新兵器「膨らむ土(ココヤシ土)」(※)を使い、芽がでた苗をロックウールブロックごと、プラスチックケース(今回は赤色)に植えつけます。これは実は100円ショップで見つけた小物入れで、植木鉢用ではありません。なので、底に穴が開いていません。これが当方オリジナル手法の一つの特徴でもあります。
※「膨らむ土(ココヤシ土)」とは・・・数社の園芸メーカや、園芸店オリジナル品として販売されています。「ココヤシ」を原料にした吸水性の高い、日本に古来からあるミズゴケのような、軽く運搬も楽な土の代わりを果たす新素材です。また「燃えるゴミ」として捨てられるという特徴もあり、大量の土を持ち込むのは大変なベランダや室内で植物を栽培したい人にはうってつけのアイテムです。
※「膨らむ土(ココヤシ土)」とは・・・数社の園芸メーカや、園芸店オリジナル品として販売されています。「ココヤシ」を原料にした吸水性の高い、日本に古来からあるミズゴケのような、軽く運搬も楽な土の代わりを果たす新素材です。また「燃えるゴミ」として捨てられるという特徴もあり、大量の土を持ち込むのは大変なベランダや室内で植物を栽培したい人にはうってつけのアイテムです。
<鉢上げ後の管理>
鉢への移植後は、水やりを実施します。ただし、水ではなく「ハイポネックスの養液(※)」を与えます。水耕栽培の実績からこの「ハイポネックスの養液」は根を完全に水没させてしまっても、水と違い、ほとんどの野菜は根腐れしないことが分かっています。夏の日照りの場合は、これをほぼ毎日、ひたひたになるくらい与えます。
ハイポネックスの養液とは・・・一般的なハイポネックスは「チッソ」「リンサン」「カリ」がバランスよく含まれているのですが、水耕栽培(今回は実質水耕栽培に近いイメージなので)の場合、「カリ」の含有率が多い、6.5-6-19(チッソーリンサンーカリ)の配合のものを使います。これは水耕栽培は水に根を浸し切った状態にするので、根腐れを防ぐことが栽培の最大のポイントとなるためです。根の促進を促すと言われているカリの配合比率が極端に多いハイポネックスを1000倍に薄めて使います。
ハイポネックスの養液とは・・・一般的なハイポネックスは「チッソ」「リンサン」「カリ」がバランスよく含まれているのですが、水耕栽培(今回は実質水耕栽培に近いイメージなので)の場合、「カリ」の含有率が多い、6.5-6-19(チッソーリンサンーカリ)の配合のものを使います。これは水耕栽培は水に根を浸し切った状態にするので、根腐れを防ぐことが栽培の最大のポイントとなるためです。根の促進を促すと言われているカリの配合比率が極端に多いハイポネックスを1000倍に薄めて使います。
最後に
お店で見かける巨大な「インゲン」を見て、びっくりした経験があります。いわゆる通称「モロッコインゲン」です。それほどの大きさとまで言えないまでも、一日、一日、実の大木k嵯峨大きくなってゆく様は、ある意味、衝撃的です。
植物、特に野菜系は、気温や日当たりの良さで、一日に何センチという単位で「実」が成長してゆくのを目の当たりにすることができます。はじめは、「(無農薬、安全安心で)美味しいものが食べられれば・・・」という単純な発想で始めましたが、今は、単にそんな植物たちを「見守る」ことの方がメインになっているような気がします。
花や実といった収穫が全くなく、枯らせてしまうと、罪悪感すら覚えますが、
「育ててみよう」
という精神は、それをはるかに勝るものだと思います(自分への慰めも含めて・・・)。
「枯らす」ことを恐れずに、あなたも是非、挑戦してみませんか?
植物、特に野菜系は、気温や日当たりの良さで、一日に何センチという単位で「実」が成長してゆくのを目の当たりにすることができます。はじめは、「(無農薬、安全安心で)美味しいものが食べられれば・・・」という単純な発想で始めましたが、今は、単にそんな植物たちを「見守る」ことの方がメインになっているような気がします。
花や実といった収穫が全くなく、枯らせてしまうと、罪悪感すら覚えますが、
「育ててみよう」
という精神は、それをはるかに勝るものだと思います(自分への慰めも含めて・・・)。
「枯らす」ことを恐れずに、あなたも是非、挑戦してみませんか?