2017年7月19日 更新

美しい多肉植物の魅力とは?

目を引く色や形。多肉植物はその独特のフォルムで手にした人を魅了します。簡単に育てられて水やりも楽。オシャレな雑貨に寄せ植えして、お部屋のインテリアとして飾っても素敵です。「多肉女子」という女性も存在するらしい…。女性の心をがっちりとらえる、多肉植物の魅力とは?

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魅力その4 増やし方が簡単

葉差しと呼ばれる増やし方が一番簡単で、無菌の砂の上に葉をむしり取って置いておくだけで大丈夫です。いずれ根が出て砂の方に伸びていきます。

この時、水は必要ありません。葉の1枚から新しい小さな葉が出てきて地面に根が伸びてくる。地面に根が到着しそうになったら、霧吹きで水分を土を湿らす程度に与えていきましょう。根の量から考えても、少量しか水分は必要ありません。

普通の植物の様に種から増えるのではなく、葉で増やすことが出来ることに生命力の強さを感じます。ぽろっと取れた葉を株もとに置いておけば、気が付いた頃にはもう一株増えているということです。

もちろん挿し木も出来ます。ポイントは根が地面に伸びていくまで水をあげないこと。揺らさないこと。そして多肉植物に対する通常の水やりと同様に、水をあげすぎないこと。完全に乾いてから水分を与えることです。

充分に根が張ったのを確認したら、多肉植物専用の用土に植え替えをしましょう。ブリキの鉢や可愛い陶器の鉢などに寄せ植えすると部屋のインテリアとしても可愛いですよ。

多肉植物の根は細かく、地上部に比べて少ないので、通常の観葉植物より用土は少なめに、水はけを良くするのがポイントです。

お店で購入したばかりの多肉植物は、砂に植えられていることがありますが、砂は植え替え前の一時的な用土と考えて、多肉植物用の用土に植え替えると生育が良くなります。

ルーサー=バーバンクの偉業を超える試み

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「ルーサーバーバンク」という人物名が付いた、トゲなしウチワサボテンがあります。
若い新芽は、人間にとっても食用になるようです。※味は微妙…のようです。
主に爬虫類などの食用に利用されています。

ルーサー=バーバンクは、アメリカ人で、園芸家。3000種類もの植物の品種改良を行った人物です。その中でも、このトゲなしウチワサボテンは有名です。

トゲのあるサボテンに
「ここは安全だから、もう、トゲを生やさなくていいんだよ。」
と、毎日、優しく語りかけたところ、トゲが無くなったそうです。

そういえば、多肉植物好きのスタッフ(女性)が、入荷した苗の前に座り込み、ぶつぶつ話しかけていたような…?
その横顔は幸せそうに微笑んでいたような?
そして、多肉植物を販売する時に、「この子達」という言葉を使って育て方を説明し、売れた時には、我が子の旅立ちを祝うような、満足げな眼差しでいたのを思い出します。

新しい品種は、ひそかに町の花屋に勤務する「多肉女子」からも生み出されるのかもしれません。

育てる上での注意点

多肉植物寄せ植え

多肉植物寄せ植え

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多肉植物を育てる上で大切なことは、やはり植物に対する「愛情」ではないでしょうか?

生き物に対する尊敬の念というか、大切に育てる気持ちがあれば、多肉植物はそれを感じ取り、すくすくと美しい姿を見せつけてくれることでしょう。

ただ、いくら大切で可愛いという気持ちがあっても、たまにその存在を忘れてしまうこともあります。
人間だもの……。
「あっ!そういえば多肉どうなってるんだろう?」
と突然思い出し、うっかり者の自分に恐れおののくこともあるでしょう。

多肉植物の良い所は、そんな時、葉がしぼんだりすることがありますが、じっと耐えて、あなたの更なる優しさを待ち続けてくれることなのです。

度を逸する高温の環境下に置いたり、氷点下に放置すると、それは一発で、「お別れ」することになってしまいます。水分が多いので、体の組織が破壊されてしまいます。

……枯れたら生き返りません。

結局、太陽の光で体を沸騰させてしまったり、寒さをあてて凍らせしてしまったりしなければ、けなげにじっと耐えてくれます。

アナタが、焼かれたり、水を一滴も飲ませてもらえなかったり、氷にされたらどうでしょう?
多肉植物も人間と同じ生き物だということを忘れてはいけません。
※寒さには意外に強いけれど、真夏の直射日光には注意!です。

室外でも育つたくましい多肉植物

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花壇に植えられている多肉植物には、マツバボタンやマツバギクがあげられます。外気が2℃ほどまで耐えてくれます。関東では、鮮やかな色彩の花が咲いているのを見かけます。病害虫に強く、グランドカバーとしても育ちが良い様です。ベンケイソウなども植え込めます。ベンケイソウは多少の霜には耐えてくれるので、寒冷地以外では屋外で越冬できます。

室外で多肉植物を植え込むときのポイントは、水はけの良い用土に植え込むことです。養分はさほど必要としません。適度に水持ち良く、水はけが良くなるように調節して植え込みましょう。

また、多肉植物に分類される植物は、一般的に育てやすいものが多いことが特徴です。エゾミセバヤなどは花壇に植えて寒さに当てると、ミントグリーンの葉が秋に美しく紅葉してくれます。その後、エゾミセバヤは冬季に地上部が枯れますが、宿根草なので、春に可愛らしい新芽を伸ばしてくれますよ。

心のオアシス多肉植物

火祭り

火祭り

via 無料写真素材AC
植物は「綺麗だね!」「可愛いね!」と言って水をあげると美しく育ちます。反対に悪く言ったりすると、本当に枯れてしまうのです。心が伝わるのですね。

多肉植物は水分を多く含みます。ぽってりした水分たっぷりの多肉植物は、アナタの言葉を聞いています。そして、あなた好みに姿・形を変えてくれるかもしれません…。

目を引きつけるキュートな色・フォルムに、ぜひ、声をかけてみてはいかがでしょうか?
朝一番に「多肉ちゃん」の顔を見たくなる毎日。おススメです!
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