日当たりのよい場所で育てる
水生植物は、できるだけ日当たりのよい場所におくようにしましょう。夏の暑い時期は、水温が気になりますが、水温は35℃くらいまでは耐えられるので、適度に水温をチェックしながら場所を決めるとよいでしょう。水温が気になるようでしたら、できるだけ大きな鉢を用意し、メダカなどの生き物は入れない方がよいでしょう。
肥料はたっぷりと与える
特にスイレンは肥料を必要とする植物で、最初に植えたときだけでなく、こまめに追肥をする必要があります。元肥は大粒の固形肥料を使うようにします。また追肥は、小粒の固形肥料を使い月に1度は必ず与えるようにしましょう。肥料は水に浮かべるのではなく、土の中に深く埋め込むようにします。
水を常に切らさないようにする
スイレンなどの水生植物は、他の植物に比べてあまり手入れを必要としません。夏の暑い時期でも、水さえ十分に入っていれば、毎日水を継ぎ足す必要もないでしょう。一番大切なのは、放置しすぎて水が減ってしまうことです。それさえ気を付ければ、特に毎日の手入れも必要ありません。
水が汚れてきたら、月に一度位掃除をします。花が咲いたあとや、枯れてしまった葉があれば、その都度とっておくようにしましょう。
水が汚れてきたら、月に一度位掃除をします。花が咲いたあとや、枯れてしまった葉があれば、その都度とっておくようにしましょう。
病害虫に注意する
スイレンは、他の植物に比べて病害虫が少ないですが、アブラムシなどはつくことがあります。もし虫をみつけたら、まず手でとっておきましょう。数が多いようなら、殺虫剤を散布します。なるべく水に殺虫剤が入らないようにし、葉に殺虫剤をまいておきます。近くに他の植物がある場合は、そちらにもまいておきます。
一番気になるコケ対策とは
水を常に張っている状態が続くと、コケが増えやすくなります。少しでもコケが増えてくると、またたくまにコケや藻が増え、見た目が悪くなります。少ない場合は、手で排除することもできますが、あまりに増えるようでしたら、タニシなどをいれると藻を食べてくれます。
ベランダでもできる小さいビオトープの楽しみ方
用意するもの
ベランダなど狭い場所で水生植物を楽しみたい場合は、穴の開いていないスイレン用の鉢が必要です。手に入らない場合は、穴の開いていない入れ物なら代用できます。ガラス鉢やプラスチック鉢も代用できます。この画像は、プラスチックの鉢を使っています。
・スイレンなどの苗(小さな鉢の場合は、小ぶりの水生植物を選ぶ)
高低差をつけるための水生植物(フイリアンペライ・ウォータークローバーなどお好みで)
・スイレン用の土
販売していない場合は、荒木田土という粘土質の用土を用意します。それもなければ、赤玉土でも可能です。
・固形肥料
・スイレンなどの苗(小さな鉢の場合は、小ぶりの水生植物を選ぶ)
高低差をつけるための水生植物(フイリアンペライ・ウォータークローバーなどお好みで)
・スイレン用の土
販売していない場合は、荒木田土という粘土質の用土を用意します。それもなければ、赤玉土でも可能です。
・固形肥料