「オクラ」基本情報
<オクラの種類と特徴>
・角オクラ・・・多く出回っている一番一般的な種類です。五角が標準的で、六角、八角のものもあります。ちなみに今回使った「アーリーファイブ」という栽培品種は、極早生種で、ここに分類されます。その他の栽培品種としては、秀品が多くとれ、大きくなっても硬くなりにくい「平成グリーン」や切り口が多角になる個性的な「ダビデの星」などがあります。
・花オクラ・・・特に花の大きな品種で、花びらを食用にします。また、鑑賞用としても利用されています。
・丸オクラ・・・沖縄などでは一般的なオクラで、さやに、かどがない形状をしています。角オクラに比べ、おおきくなっても硬くなりにくく、果肉がやわらかいなどの特徴をもっています。栽培品種としては、硬くなりにくい特徴から、長めの収穫ができ、家庭菜園で人気の高い「まるみちゃん」や、特に肉質が柔らかくて味も人気な「エメラルド」などがあります。
・角オクラ・・・多く出回っている一番一般的な種類です。五角が標準的で、六角、八角のものもあります。ちなみに今回使った「アーリーファイブ」という栽培品種は、極早生種で、ここに分類されます。その他の栽培品種としては、秀品が多くとれ、大きくなっても硬くなりにくい「平成グリーン」や切り口が多角になる個性的な「ダビデの星」などがあります。
・花オクラ・・・特に花の大きな品種で、花びらを食用にします。また、鑑賞用としても利用されています。
・丸オクラ・・・沖縄などでは一般的なオクラで、さやに、かどがない形状をしています。角オクラに比べ、おおきくなっても硬くなりにくく、果肉がやわらかいなどの特徴をもっています。栽培品種としては、硬くなりにくい特徴から、長めの収穫ができ、家庭菜園で人気の高い「まるみちゃん」や、特に肉質が柔らかくて味も人気な「エメラルド」などがあります。
<発芽と生育適温>
発芽までの日数は、4-6日と短いです。種袋の解説によると一昼夜、種を水にひたすのがよいとあります。発芽温度(地温)は25-30度と高く、生育温度も20-30度と高く、まさに、夏を代表する野菜の一つといえるでしょう。
発芽までの日数は、4-6日と短いです。種袋の解説によると一昼夜、種を水にひたすのがよいとあります。発芽温度(地温)は25-30度と高く、生育温度も20-30度と高く、まさに、夏を代表する野菜の一つといえるでしょう。
<種まき植え付け>
種まきについては、特に地域の指定はなく、3月下旬ならトンネル、4月下旬までが奨励期間です。この蒔き時の根拠は「晩霜」です。これがなくなったころに種まきを始めましょうという意味で4月下旬が指定されているようです。
地温をしっかり確保した状態で、一か所3,4粒をじかまきします。種皮が硬いため、一晩ぬるま湯に漬けておくと発芽が揃います。
種まきについては、特に地域の指定はなく、3月下旬ならトンネル、4月下旬までが奨励期間です。この蒔き時の根拠は「晩霜」です。これがなくなったころに種まきを始めましょうという意味で4月下旬が指定されているようです。
地温をしっかり確保した状態で、一か所3,4粒をじかまきします。種皮が硬いため、一晩ぬるま湯に漬けておくと発芽が揃います。
<栽培管理>
畑づくりの場合、酸性を嫌うため、苗を植える二週間前までに、苦土石灰を施し十分耕しておきます。さらに一週間前までに畝に元肥を入れてよく耕します。畝は幅90cm、株間は二列で35-40cm位です。また、輪作障害が出るので、同じ場所で栽培する場合は、1年以上開けましょう。肥料は2-3週間に一度のペースで追肥を行いましよう。
畑づくりの場合、酸性を嫌うため、苗を植える二週間前までに、苦土石灰を施し十分耕しておきます。さらに一週間前までに畝に元肥を入れてよく耕します。畝は幅90cm、株間は二列で35-40cm位です。また、輪作障害が出るので、同じ場所で栽培する場合は、1年以上開けましょう。肥料は2-3週間に一度のペースで追肥を行いましよう。
<収穫>
角オクラの場合は、7-8cm程度で収穫できます。収穫が遅れると硬くなるので、注意が必要です。また、丸オクラの場合は7-15cm程度までが収穫適期です。丸オクラの方は比較的硬くなりにくいため、ある程度大きくなるまで収穫が可能です。
角オクラの場合は、7-8cm程度で収穫できます。収穫が遅れると硬くなるので、注意が必要です。また、丸オクラの場合は7-15cm程度までが収穫適期です。丸オクラの方は比較的硬くなりにくいため、ある程度大きくなるまで収穫が可能です。
「オクラ」栽培実践編
「オクラの基本情報」を元に、2017年度版のオリジナル育成方法で、育ててみました。概略手順は下記のとおりです。
<概略手順>
・芽だし、根だし・・・ロックウールブロックに種を蒔き、区切り付きのプラスチックケースに入れ、水をひたひたになる程度注ぎ、蓋を閉め、クローゼット(冷暗所)で保管(約一週間)。
・鉢上げ・・・適度な大きさのプラスチックケースに、あらかじめ水でもどした膨らむ土(ココヤシ土)を入れ、ロックウールブロックごと植え替え。
・通常管理・・・水耕栽培にも適したハイポネックスの1000倍に薄めた養液をひたひたになる程度与える。
<概略手順>
・芽だし、根だし・・・ロックウールブロックに種を蒔き、区切り付きのプラスチックケースに入れ、水をひたひたになる程度注ぎ、蓋を閉め、クローゼット(冷暗所)で保管(約一週間)。
・鉢上げ・・・適度な大きさのプラスチックケースに、あらかじめ水でもどした膨らむ土(ココヤシ土)を入れ、ロックウールブロックごと植え替え。
・通常管理・・・水耕栽培にも適したハイポネックスの1000倍に薄めた養液をひたひたになる程度与える。
<芽だし、根だし>
オクラの場合、芽だし、根だし作業で、特に気にすることはありません。今回は4種を2ブロック、4個づつ実践しました。やり方は、まず、ロックウールブロック(※)に種を2,3粒入れ、プラスチックケース(今回は前の写真の透明と、黄色のもの)のひと区画にひとつづつセットします。
ロックウールブロックが十分しみこみ、若干ひたひたになるくらいの水を入れ蓋をし、クローゼットなどの暗所へ入れます。ポイントは、容器内を高湿度に保つことです。また種が栄養で腐らないように、この時は「ハイポネックスの養液」ではなく、普通の水を入れます。
※「ロックウールブロック」とは・・・「高炉スラグと数種の岩石を高温で焼き、綿状にしたもの(大和プラスチック(株)製)」で、大型の園芸店や通販等で見つけることができます。サイズが何種類かあり、私が愛用しているのは、写真のプラスチックケースとピッタリサイズの3X3X3(一番小さいサイズ)です。
ロックウールブロックが十分しみこみ、若干ひたひたになるくらいの水を入れ蓋をし、クローゼットなどの暗所へ入れます。ポイントは、容器内を高湿度に保つことです。また種が栄養で腐らないように、この時は「ハイポネックスの養液」ではなく、普通の水を入れます。
※「ロックウールブロック」とは・・・「高炉スラグと数種の岩石を高温で焼き、綿状にしたもの(大和プラスチック(株)製)」で、大型の園芸店や通販等で見つけることができます。サイズが何種類かあり、私が愛用しているのは、写真のプラスチックケースとピッタリサイズの3X3X3(一番小さいサイズ)です。