2017年9月20日 更新

電線が必要なくなる!?闇を照らす技術・植物の研究が進む

空に伸びる電線が無くなる日も近い!太陽光を蓄電して夜間に発光する塗料や、自らが光を放つ植物の研究が進み、最小限の電気エネルギーで生活できる時代が訪れそうです。

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アメリカでも、自ら発光する植物の研究が進んでいます。

タバコの類縁関係の植物を使用。この植物に対して、ホタルの自ら発光する性質を利用し、植物の遺伝子を組み替える作用のあるバクテリアを用いてDNAを組み替えることに成功!
発光する植物を作り出してしまったのです。

現在の時点では、街灯の半分ぐらいの明るさを放っているとのこと。

Stariight Avaterという名前です。

発光バクテリアがルシフェリンという化学物質で発光することを発見。遺伝子操作により植物にもおなじ性質を持たせることに成功しています。

そして現在は、誰でも、DNAを操作した植物を発光させるためのマニュアルを購入することが出来るのです!

しかし、この発光植物は、DNAを操作しているためか、今の時点では繁殖が不可能で、1世代で枯れてしまうらしい。

それは、何故か?

この、生育期間も短い理由は、物質のルシフェリンやルシェフラーゼという、もともと植物には存在しない物質を注入、DNAを操作して作られる植物なので、本体の植物にとっては元々体に存在しない毒物が体に入り込んだとみなされ、拒否反応を起こし、存続が難しいのだということです。

すでに、研究室では、赤・青・黄の各色を発光させることも研究されていて、花や葉、茎といった部分ごとに色分けして発光させることにも成功しているようです。

日本でもすでに、大阪大学と京都大学の共同研究で、ゼニゴケの遺伝子を組替え、赤・青・黄とカラフルに発光させる技術も研究開発されているようです。

節電に役立つ街路樹や、スポーツ競技場の芝を発光させる技術が実用化も近い!

どんな色で、どの様に光らせるのか?

ファンタジーな世界が現実味を帯びてきました。

海洋性プランクトンが夜間発光する

海洋性プランクトンにも発光するものがあります。

海水温が上昇すると、夜の砂浜で、この海洋性プランクトンが青白く光るのを見ることが出来ます。
このプランクトンは、日中明かるところに置き光合成をすると、夜が深まると光の明るさを増していく性質を持ちます。

この海洋性プランクトンも、人間が育てて照明代わりに使用できるような商品が開発されています。
プランクトンも生物なので、育てることが必要です。

未知の世界の生物と出会い、育てていく楽しさは格別のものがありますよね。

このプランクトンを人間が管理して育てる場合、必要なエサを、数カ月に1度程度与えて、日中明るい室内に置いて管理すればOKで、夜に美しく発光してくれるようです。

長く持たせるためには、海水の温度管理や水質管理。
「育てる」気持ちが大切。

自然の生物を人間が育てるのは難しそうですが、この分野でも、素人でも簡単に長く育てられるように、さらに研究が進んで欲しいと願います。
Free photo: Jellyfish, Medusa, Wildlife, Animal - Free Image on Pixabay - 931886 (6239)

遺伝子操作で自らが光る植物を作る技術を素人でも手に入れることが出来ます。

種を撒いて育てていく……。

未知の光の世界は、人間が作り出した植物が主役となっているのかもしれません。

電線を地下に埋めるためには、様々なメンテナンスが必要です。

地震や災害の多い日本では、経費がかかりすぎることで、なかなか進んできませんでした。
近年、都心部を中心に、徐々に商店街から電線が消え、すっきりとした景観に整えられ始めてきました。

蓄電して夜間に発光する塗料や、自らが光を放つ植物の研究が進めば、街並みもガラッと変わって
くることでしょう。

優しいオレンジ色に光る植物が
「おかえりなさい。」
と、迎えてくれる日も近いのです!
Free photo: People, Man, Woman, Couple, Dating - Free Image on Pixabay - 2561578 (6132)

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