2017年8月10日 更新

「夏の花」といえば、やはり「ハイビスカス」!

暑さ、増し増しMAXな、夏のこの時期、季節を代表する花の一つと言えば、やはり、「ハイビスカス」。スーパーに併設されている、小さなお花屋さんなどでも簡単に鉢植えを購入することができます。実は挿し木で簡単に増やせたりも出来ます。今回は、この「ハイビスカス」についてそんな「増やし方」を含めた育成法や注意点などいくつかポイントを紹介します。

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基本事項

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夏の暑い時期、花の主役となるもののひとつは、この「ハイビスカス」ではないでしょうか。南国のイメージたっぷりなこの花は、夏という季節を身近で楽しみたいという人には、もってこいではないでしょうか。育成のコツや増やし方を考えてゆく前に、まず、この花の特徴を見てみましょう。

ハイビスカスとは?(種類や仲間)

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ハイビスカスは、アオイ科、ハイビスカス属の植物です。そんなトロピカルな感じの大きくて様々なカラーバリエーションの花がある「ハイビスカス」ですが、実は、花の寿命が一日しかないという特徴があります。桜など、「花期の短い」その他の花と比べても、その短さには、ちょっと驚きです。つまり、「今日見た花は、明日見られない」のです。

また、店頭などで小さな鉢植えで売られているものは、大きくなり過ぎないよう、矮化(わいか)剤(大きくなり過ぎないようにする薬)が施されている場合が多いようです。買ってきて最初の年は、短い枝に大きな花をつけて、バランスがいいのですが、翌年以降は、その矮化剤が切れてしまうので、枝が想像以上に長く伸びてしまいます。

その対策の一つとして、「剪定(枝をきりつめること)」があります。在来系などはその剪定で切った枝を挿し木にすることで、簡単に増やすこともできます。

また、ハイビスカスの管理の一番のポイントとなるのは「越冬」です。ハイビスカスは熱帯植物であり、最低気温が6度以下になると枯れてしまうため冬場などは越冬の管理が必要になります。8度以下だと、越冬は可能ですが、葉を落としてしまいます。

逆に一年を通して、10度以上をキープできれば、一年中花をたのしむことも可能です。事実、我が家は、一年を通じて温かいという特徴があるマンションなので、寒くなる時期に早めに室内にとりこむことによって、絶え間なく花を楽しむことができます。
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ハイビスカスの種類について

まず、ハイビスカスの場合、大きく分けるとすると、その特徴を持つ系統として3つの種類に分けられます。

1.ハワイアン系・・・品種改良がさかんに行われることなどから「ニュータイプ」とも呼ばれます。大きな花や、カラーバリエーションも多い反面、比較的弱く、接ぎ木等には、あまり向かないと言われています。

2.在来系・・・いわゆるオールドタイプと呼ばれるもので、花がやや小さく、樹高が高くなる特徴があります。その特徴を生かして、ハイビスカスが自生している沖縄県などでは、生け垣として利用している地域もあるそうです。ハワイアン系とは異なり、生命力が強く、挿し木でも簡単に増やせます。

3.コーラル系・・・柳のように枝垂れ型になり、沢山の小さな花をつける特徴があります。フウリンブッソウゲを祖先にもつとされています。

ハイビスカスの仲間について

木槿(むくげ)

木槿(むくげ)

みなさん、よくご存じのとおり、「ハイビスカス」はもともと沖縄やハワイなど南国の花です。しかし、街中や公園などで、この時期、この、「ハイビスカス」にそっくりな花を目にしたことはありませんか? 実はこれらは、ハイビスカスと同じアオイ科の植物の一種です。

いずれも大きくて立派な花を咲かせますが、ハイビスカスと同じ、「朝、開いて夕方には花をとじてしまう」という、いわゆる「一日花」です。しかも、これらは冬の寒さに耐えられるので、北限、関東地方位までなら、地植えできたり、生け垣の代用もできます。なので、こちらも、チェックしてみましょう。
<芙蓉(ふよう)>
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ハイビスカスと同じアオイ科の落葉低木で、一般のハイビスカスと同等かそれ以上に大きな美しい花を咲かせます。花の特徴も、ハイビスカスとよく似ていて「和製ハイビスカス」といえるかもしれません。この花も一日花で朝咲いて、夕方にはしぼんでしまいます。

日本では沖縄、四国九州に自生していますが、関東位までの北限として栽培が可能です。枝分かれが多く横に広がる特徴があり、日本の気候で越冬できるため、鉢植えの多いハイビスカスと違い庭に地植えされるものがほとんどです。
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この記事を書いたひと

榊 春樹 榊 春樹