2018年6月29日 更新

美しいガーデンをつくるために ~ ガーデンの基本レイアウト ~

美しい庭をつくるためには欠かせない、ガーデンのレイアウトを決める作業。どんな庭にするのか、どこに花壇を配置するのかは、自身のガーデンを決定づける大切なものとなります。ここではガーデンの基本ともいえるレイアウトをご紹介します。初めてチャレンジする庭づくりの参考にしてくださいね。

[PR]ご近所さんとはちょっと違う、個性的なお庭用品ならガーデンガーデン♪

2.シッティングエリアをつくるレイアウト

pixabay (11019)

庭では家族でバーベキューを楽しんだり、ガーデニングの合間に休憩したり、あるいは友人を招いてお茶会をしたり。ガーデンの中にテーブル&チェアを置けるシッティングエリアがあれば、ガーデニングを楽しむ以外にも充実した時間が過ごせます。

そんなシッティングエリアを庭の中に配置し、さらにその周囲に花壇を配置するレイアウトは、いつの時代も変わらず人気のレイアウトと言えるでしょう。

このレイアウトで最も大切なのは、メインとも言えるシッティングエリアをどの場所に配置するか、どれぐらいの大きさにするかといういこと。

まずその場所でどのような時間を送るのかをイメージし、それに似合ったテーブルと椅子のサイズを明確にしておくと、ガーデンのどの位置に、どれくらいのサイズでシッティングエリアを作れば良いのかが分かって来るでしょう。

シッティングエリアの周囲に、花壇と小道をつくる

 (11630)

こちらはシッティングエリアを庭の中に、そしてその周囲に花壇と小道を作ったレイアウトになります。小道には芝生ではなく石を使い、また花壇も同じカラーの石でレイズドベッドを作り、そこに植物を植えています。

こちらはシッティングエリアでの時間に庭の眺めを楽しむだけでなく、芝生のケアがいらないことが特徴です。また花壇のサイズを小さくしてあるために、手入れにかける時間が少なくなるという大きな利点も。

シッティングエリアの場所はガーデンの奥、あるいは家から出てすぐの場所、またはコーナーなど、ご自身の好みや庭の日照時間などによって選ぶことができますね。

このレイアウトは最初こそデザインとその設計に労力を割かなくてはなりませんが、その後の庭仕事はぐっと楽になるはず。植物を育てることもガーデンで過ごす時間も楽しみたい、でもあまり庭作業に時間がかけられないという方におすすめのレイアウトです。

シッティングエリアに花壇、芝生を組み合わせる

 (11631)

花壇では植物を育て、そしてシッティングエリアでは庭でランチやお茶を楽しみ、芝生ではその青々した景観を楽しみたい。

そんなガーデナーのすべての希望をつめ込んだものが、こちらのレイアウトとなります。非常に贅沢なものと言えますが、もちろん手入れもその分大きなものに。

芝生や植物たちの世話はもちろん、ガーデンファニチャーの手入れも怠ることはできません。季節によってはテーブルや椅子を移動したり、あるいはデッキやテラスなどの掃除やケアも小まめに行う必要があります。

しかしそれに見合うほど、ガーデナーの憧れを実現させたこのレイアウトの庭で過ごす時間は、とても充実したものとなるでしょう。

こちらのレイアウトで庭作業の時間を少なくしたい場合には、シッティングエリア以外のエリアである芝生、そして花壇をシンプルなデザインにすること。また草むしりなどの作業を減らすために、花壇は地植えより高さがありサイズが限定されている、レイズドベッドがおすすめです。

3.お手入れが楽な庭と花壇のレイアウト

pixabay (11029)

これから庭づくりを始める方にお伝えしたい、そしてガーデニングの経験がある方は皆さんがご存知のこと。それはガーデニングとは想像以上にたくさんの仕事が待っているということです。

いつの季節も花であふれるガーデンを作りたい、というのは庭を持つ人の多くの理想でもありますが、庭仕事に費やす時間があまり取れない場合には、たくさんの作業をこなさなくてはならない庭仕事が、だんだん辛く、億劫になってしまうことも。

もしあまりガーデニングに時間を取れない方であれば、思い切って最初はお手入れが楽なレイアウトから挑戦することをおすすめします。

淋しい印象を与えるのは花が少ない庭ではなく、手入れがされずに荒れた雰囲気になってしまったガーデンです。自分の生活スタイルに似合ったお手入れができるレイアウトにすれば、きっと庭仕事はハードな日常の義務ではなく、忙しい日々を癒してくれる大切な時間となるでしょう。

デッキやテラスをメインにしたレイアウト

 (11632)

お手入れが楽なガーデンは、上の写真のような芝生や花壇の面積を極力減らしたレイアウトになります。庭にはウッドデッキやテラスを大きく作り、そこへテーブルやチェアを置いて庭での時間を楽しめるように。そして周囲にはあまり手のかからない中低木を庭に植えて、植木鉢で花を楽しめるレイアウトです。

マンションでのガーデニングの強い味方である植木鉢は、もちろん庭でも大活躍。好みの植物を選び、それに似合った、そして自分の好きなテイストの植木鉢をチョイス。これだけで目指す雰囲気のガーデンを作ることができるのです。

さらに植木鉢は地植えと違い、動かせることも大きな利点です。元気がない花などをその植物に合う場所に移すなど、植木鉢ならではの楽しみ方ができるでしょう。
36 件
[PR]ご近所さんとはちょっと違う、個性的なお庭用品ならガーデンガーデン♪

関連する記事 こんな記事も人気です♪

この記事を書いたひと

Hazuki Akiyoshi Hazuki Akiyoshi