2018年1月14日 更新

スコットランドでガーデンを楽しもう!~モンティヴィオット・ハウス・ガーデンズ~

スコットランドのボーダーズ・エリアには、広大な庭の中に、それぞれスタイルの異なるガーデンを持つ、非常に個性豊かな庭園があります。今回はエリアごとに違う表情を楽しむことが出来る、モンテヴィオット・ハウス・ガーデンズをご紹介します!

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モンティヴィオット・ハウスのローズ・ガーデン

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モンティヴィオット・ハウスのガーデン滞在で最も印象的で、お気に入りとなったのが、クラシカルでエレガントなローズ・ガーデンです。

また、モンティヴィオット・ハウスの特徴である、傾斜を利用した庭園の素晴らしさを実感できる場所でもあります。

英国の庭園でよく目にすることが出来る、庭の周囲に壁を使うウォールド・ガーデンですが、モンティヴィオット・ハウスではその壁が非常に高いことが特色となっています。
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後でご紹介するリバー・ガーデンを設計した、英国の著名なガーデン・デザイナー、パーシー・ケインの設計の一部であったというこのローズ・ガーデン。

高い壁を持つために庭園の中では最も暖かい場所と言われており、その壁を利用した植栽がとてもロマンティックな雰囲気です。

バラの品種は現在の持ち主である第13侯爵の時代に植え替えられ、多くのバラは英国で高い人気を誇るディヴィッド・オースティンのものだそうです。
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ローズ・ガーデンの高い壁の前面には、段差を付けた石造りの花壇、そしてその前方にはフォーマルな雰囲気をかもし出す、垣根で縁取られたバラの花壇があります。

残念ながら滞在した2017年の7月は、スコットランドはいつにも増して寒い夏だったため、モンティヴィオット・ハウスのローズ・ガーデンも少し寂しい印象でしたが、満開に咲き誇った時にはさぞかし素晴らしい景観であるに違いありません。

モンティヴィオット・ハウスのリバー・ガーデン

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先にご紹介したように、モンティヴィオット・ハウスはティヴィオット川を前にして建てられているのですが、この素晴らしい景色を眺められるのは、ローズ・ガーデンの壁の上に作られたテラスとなります。

著名なガーデン・デザイナーであり、ガーデンに関する本も多く残し、またチェルシーフラワー・ショーで何度もメダルを獲得していたパーシー・ケインは、その時代に数多くのイギリス、スコットランドの庭園をデザインしており、モンティヴィオット・ハウスのリバー・ガーデンもそのうちのひとつになります。
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『リバー・ガーデン』という名前のとおり、モンティヴィオット・ハウスの言わばメイン・ガーデンでもあるこの場所は川岸まで広がっており、レイアウトはイタリア様式庭園の影響を受けていると言われています。
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ガーデンの最上部にある、庭の全貌を眺められる場所にはアルコーブ、つまりくぼみを利用したシッティングエリアがあり、とてもエレガントな雰囲気。
緑で覆われたシッティングコーナーは、ガーデンとティヴィオット川を眺められるだけでなく、美しい庭園にインパクトを与える存在となっています。
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この記事を書いたひと

Hazuki Akiyoshi Hazuki Akiyoshi