秋までの花で寄せ植えチャレンジ!たった1鉢でお庭がセンスアップ♪

寄せ植えは、花苗だけでなく葉物もバランスよく組み合わせるのがコツ。葉物(カラーリーフ)を使うだけでも、とてもセンス良くまとまった夏の寄せ植えが作れます。たった1鉢でもOK。ぜひ存在感のある夏の寄せ植えにチャレンジしてみましょう!

センスの良い寄せ植え

1、レッドの組み合わせは情熱的

初めて寄せ植えにチャレンジする方で、赤はちょっと苦手……。そう言うって、意外と多いのです。その理由を理由として聞いてみると、「派手に見えるイメージがあるから」。だからなのだそうです。

これは非常に残念な事だと思いませんか?実は、赤い花を使う寄せ植えは、とても情熱的なイメージです。しかも遠くからお庭や玄関を見ると、とても見栄えするカラーバリエーションですよ。

これまでレッド系のお花が苦手だった方は、思いきってチャレンジしてみまましょう。

2、グリーン系は涼やかなイメージ

グリーンの寄せ植えは、癒し系カラーですね。暑い夏を涼やかな気分にさせてくれる、そんなイメージでしょうか。グリーン系は個人的にも非常に人気があると思います。優し気なお花を咲かせてくれるハーブの寄せ植えなどは、プロのガーデナーも好んで使う植物です。

しかも、癒される香りだけでなくハーブティーやお料理にも使えますから、特に女性のガーデナーに人気なのは納得です。

もし癒し系の寄せ植えにチャレンジしたい方は、グリーン系の寄せ植えを選んでも良いとおもいます。

3、色鮮やかなイエローは目を惹く

イエロー系は、秋の寄せ植で一番人気があると言っても良いかもしれませんね。マリーゴールドやジニア、キバナコスモスが非常に人気があります。寄せ植えをする高さとしてもジャストサイズなので、扱いやすい事も人気の秘密かもしれません。

後方にはシロタエギクやカレックス、ブルー系のサルビアなどを組み合わせても素敵ですよね。非常に元気なお花たちの寄せ植えになりますので、どんどん成長し多くのお花を咲かせてくれます。

そのままにしておくと根腐れしてしまう可能性が高いので、こまめに花殻は摘み取るようにしてあげましょう。

秋までの寄せ植えは「花苗の相性」がポイント

寄せ植えのポイントは、季節に関係なく「花選びの相性」が大事だとだと思っておくと良いでしょう。もう少しわかりやすく説明すると、日当たりの良い場所に置く場合の寄せ植えと、日陰に置く場所に置く寄せ植えとでは、管理の仕方が多少違います。

夏の寄せ植えと秋の寄せ植えとでは、多少管理のやり方も違ってきますので、このポイントをしっかりと頭に入れておくようにしましょう。

・日当たりを考えて組み合わせる

日当たりの良い場所を考えアレンジした寄せ植えの場合、出来るだけ秋の雰囲気をイメージできる植物も入れるとベストです。日当たりの良い場所に寄せ植えを置くという事は、誰かの目に留まることが多い場所ということですから、秋の雰囲気をアピールできる絶好のポイントになります。

そういった意味を考えると、やはり秋の雰囲気を感じることができる植物は、背景でも良いので1つは入れてみてくださいね。

・水分調整を考えた花苗選びをする

日当たりの良い場所に置く寄せ植えとは逆に、日陰に置く寄せ植えの場合は、水分調整に注意しなければなりません。

例え日陰とはいえ、夏の場合の水分調整とは少し違います。秋の日陰に置く寄せ植えならば、夏と違いほとんど鉢の中の水分がなくなるという事が少なくなりますから、余分な水は与えないようにしましょう。

それと、鉢底に水の受け皿を置くこともお勧めしません。水分は、秋であっても夏であっても、鉢底から余計な水分は流し、新鮮な空気を通す環境にしておくのが大切です。時々でも構いませんので、時々でも日当りの良い場所に置くことが出来るのならば、たまには日光に当てるようにして下さい。

それでも無理ならば、寄せ植えをする前に、日陰に置いても問題ないお花を選んでから寄せ植えをするのがベストです。

お花が主役のおすすめデザイン

秋の寄せ植えのポイントは、やはり主役のお花も秋らしい植物をアレンジした寄せ植えがおしゃれに見ると思います。さすがに主役のお花選びなので、1つだけでなく数個入れた寄せ植えのほうが見栄えが良と思います。

下記に、参考になりそうなお花を3種類ほど選んでみましたので、ぜひ参考にして下さいね。

【例1】センニチコウの場合

ふわふたとしたイメージで、女性にとても人気のお花です。フラワーアレンジメントやギフトアレンジもよく使われている、とても可愛らしい秋のお花です。カラーは、ピンクの他に、ホワイトやパープル系があります。

背の高いものから低いものまでありますので、自分が寄せ植えする秋のイメージに合わせてアレンジすると楽しいですよ。

【例2】ゼラニウムの場合

ゼラニウムは、海外のハンギングバスケットや寄せ植えには欠かせないほど人気のお花です。挿し芽で増やしやすいというのも理由かもしれませんが、何より管理が非常に楽だという事だと思います。これはガーデニング初心者には、秋の寄せ植えに持ってこいのお花と言っても良いかもしれませんね。

レッドの他にも、ピンク・イエロー・ホワイト・パープルなど、華やかな秋の寄せ植えにチャレンジしたい方にはぜひお勧めのお花です。せっかくなら、ゼラニウムだけの寄せ植えも素敵かもしれませんね。ぜひ自分だけの秋の寄せ植えを楽しんでください。

【例3】ニチニチソウの場合

秋の寄せ植えで、ニチニチソウを選ぶガーデナーはプロでも多いです。【例2】でもご紹介しましたが、非常に管理しやすく次々に花を咲かせてくれるお花だからかもしれません。次々と花を咲かせてくれるのは寄せ植えの主役にするのにはちょうど良いお花なのですが、雨には苦手です。咲き終わった花殻は葉っぱにくっ付いて腐ってしまわないよう、早めに取りましょう。

秋の気温は、おおよそ25度前後になるかと思いますので、ニチニチソウが咲くのにはちょうど良い環境になります。管理さえ良ければ、霜が降りる前まで咲くこともあるので、ぜひ秋の寄せ植えにチャレンジする初心者ガーデナーには、チャレンジして欲しいお花です。

花壇での秋向け花の配置ポイント

秋の花壇に向いているお花の配置ポイントは、夏のカラフルなお花選びと違う植物を植えるのが最大のポイントかと思います。

例えば、秋のカラーイメージを思い浮かべてください。刈り取る稲のブラウン、ススキ、コスモス、こんなところでしょうか。このようなブラウン系の植物がいくつか植栽されているだけでも秋を感ませんか?秋向けの花壇の配置ポイントの最大のポイントは、そこに隠されいつのでは?とアドバイスします。

お花だけ好きな方に無理に「そうしなさい」とは言えませんが、どこか1箇所にでも植栽すると秋を感じられる花壇になれると思いますよ。なるほど!と思って下さった方は、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

初心者はプランター管理が簡単

プランターや小さめのガーデニング用の器での寄せ植え管理、あとあとガッカリすることになりかねません。理由は、雨に向かないお花を花壇に植えてしまった場合、簡単に腐ってしまいがちだからなのです。移動させやすいプランターなどなら、雨があたらない場所に移動させやすいから、管理がしやすいのです。

まずは楽しむことから始めましょう!

これまでは「寄せ植えは難しそう」と思っていた方も、上手か下手かという事を気にする必要はないと思います。個人的にも、まずは楽しむことが一番だとガーデニング講座でも話しています。

最初は失敗しても良いのです。初めは、自分が好きなお花を選び寄せ植えをしてみると良いのではないでしょうか。ガーデニングは楽しむものだと自分は考えています。自分でチャレンジしてみて、「可愛いかも!」そう感じたらそれで最高に素敵だと思いませんか?

たった1つでも良いので、ぜひあなたにも、その気持ちを味わっていただきたいと思います。