クリスマスに向けて寄せ植えを作ってみませんか?
クリスマスが近づくと、普段植物を育てている人なら何か植物で表現してみたくなりませんか?例えば、家にある観葉植物にかわいいクリスマスのオーナメントを飾るだけで、雰囲気を楽しめますよね。でもそれだけじゃちょっと寂しいという方に、クリスマスに向けていろいろな植物を作ってクリスマスの寄せ植えを楽しみましょう。家の中で育てる観葉植物や、外で楽しめる寄せ植えも紹介します。今の季節しか楽しめない植物を集めて、クリスマスを楽しんでいきましょう。
クリスマスに合う観葉植物にはどんなものがあるの?
まずは、クリスマスに合う植物を紹介します。この季節でしか楽しめないものばかりなので、ぜひ上手に育ててみてください。
コニファー
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今回紹介する植物はコニファーの中でも、ゴールドクレストという種類です。一番オーソドックスな種類で、よく園芸店でもみかけます。大きなものでは最大10mにもなりますが、鉢に植えて育てるものだと、30cmくらいの高さのものがよく売られています。葉の色はもともとは緑色ですが、夏の暑い時期や、寒さの厳しい時期だと葉が黄色になってしまうことがあります。冬はクリスマスのオーナメントを飾って楽しむこともできます。
ポインセチア
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クリスマスといえばポインセチアといわれるほど、有名な植物です。園芸店に行くときれいに咲いているのをよく見かけますが、素人がここまで育てるのはとても難しいといわれています。なぜかというと、ピンクや赤などきれいな色をつかせるには、短日処理といわれる日光の当たる量を管理する必要があるからです。また寒さにも弱いので温度管理も大切です。上手く育てれば、来年にも咲きますが、お店に売っているような状態になるのは難しいかもしれません。
セイヨウヒイラギ
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セイヨウヒイラギはヒイラギとは別の品種の植物ですが、葉の形は同じようにとがっています。日本では、このとがっている葉で赤い実がつくセイヨウヒイラギが特に好まれ、クリスマスの植物としてもよく扱われています。別名「クリスマス・ホーリー」とも呼ばれており、赤い実がつくのは11月から2月ころのみで、4月になると白い花を咲かせます。
シャコバサボテン
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シャコバサボテンはクリスマスカクタスともよばれ、上の写真のようなつぼみから下の写真のようなきれいな花を咲かせます。もともとサボテンは1年中それぞれの種類により花を咲かせます。このシャコバサボテンは、10月ころからつぼみをつけ始め。11月から12月にかけてとても鮮やかな花を咲かせます。
クリスマスを演出する植物の楽しみ方
12月に入ったら、普段育てている植物やこの時期しか育たない植物でクリスマスを楽しんでいきましょう。
ゴールドクレストを使ったクリスマスツリー
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今回はコニファーの中でも一般的によく販売されているゴールドクレスを使ってみました。鈴や赤や緑のオーナメントを飾るだけでクリスマスの雰囲気をだせます。わざわざ既製品のクリスマスツリーを出すのが面倒だという方は、このように普段飾っている観葉植物にオーナメントを飾ってみてはいかがでしょうか。
白を中心としたクリスマスの寄せ植え
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白色を中心とした寄せ植えを作ってみました。ガーデンシクラメン・カレックス・ベロニカグレース・サザンクロスを植えています。全体的にシンプルでナチュラル感をイメージしてみました。クリスマスの時期だけでなく、シクラメンが咲く3月頃まで楽しめます。春になったらシクラメンの部分だけ違う植物に植えかえるとそのまま楽しむことができます。
カレックス
写真の右後ろに植えている植物です。今回紹介するカレックスは、名前の通り枯れたようにみえますが、実際には2000種類もありさまざまな色があります。カレックスはとても根が強く、公園や道などどこにでも自生しています。また寄せ植えにもとても合いやすい植物です。色は、今回のように枯れているようなものと、薄い緑色濃い緑色、また斑が入ったものなどさまざまです。
ガーデンシクラメン
手前の白く上品に咲いている植物です。ガーデンシクラメンは、園芸用に品種改良されたもので、寒さにも強く初心者でも育てやすい植物です。冬の間に花が咲き、寒い間は枯れにくく、冬でも外で長い間楽しむことができます。シクラメンは花が咲き終わると、小さな実をつけ、らせん状に丸まっていきます。暖かくなると花は枯れてしまいますが、うまくいけばまた次の年も花を咲かせます。
赤を中心としたクリスマスの寄せ植え
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こちらはクリスマスをイメージした赤と緑とピンクを入れた寄せ植えです。ヒイラギ・ホワイトサザンクロス・ゴマノハグサ・シルバーレース・ハボタンを植えました。クリスマスまでは寄せ植えとして楽しみ、そのあとはヒイラギだけ別の鉢に植えて大きく育てるということもできます。
へーべ
右後ろに植えている少し濃い紫がかった植物です。寒さにも暑さにも弱いので、本来は家の中で育てる植物ですが、今回は寄せ植えにしてみました。冬の間は、天気が良く暖かい日は外で育て夜になると家に入れるようにします。春になると小さな花をたくさん咲かせます。
サザンクロス
左後ろにあるピンクの背の高い植物です。白を中心としたクリスマスの寄せ植えでも使っています。サザンクロスは、もともとオーストラリアで栽培されている植物です。背が高く、小さな花が特徴で、冬の寒い季節でも寄せ植えを華やかにしてくれます。花の色はピンクと白があり、冬の間長く花を楽しむことができます。
ハボタン
右の手前に植えています。ハボタンは見た目の通りキャベツに似た形をしたことから、花キャベツともいわれることがあります。同じアブラナ科ですが、ハボタンはもともと園芸店で販売されているものは食用としてつくられていません。色は白やピンク色など鮮やかで、和風にも洋風の寄せ植えにも使えます。
冬の寄せ植えを上手に育てるポイント
気温に注意する
どれほど冬に咲く花でも、雪や霜に弱いものが多いです。夜には、家の中にいれるなど温度管理を行っていきましょう。移動できないものは、雪や霜をよけるためにビニールなどでカバーおきましょう。また地面も凍ってしまうことがあるので、ワラやウッドチップなどでマルチングをおこなっておきましょう。
水やりは控える
冬の間はできるだけ水やりを控えます。水やりをやるタイミングは、土の表面が乾いているか、または鉢の底を裏からみて乾いているかどうかを見てから水やりをします。水をあげすぎると凍ってしまったり、寒さのため植物が育ちにくくなります。
昼間は日当たりのよい場所に移動する
家の中で育てている観葉植物の場合でも、昼間は窓際の明るい場所に移動しておきましょう。また外で育てている場合も、少し日当たりのよい場所に移動しておきます。日かげに強い植物もあるので、その植物にあった場所で育てていきましょう。
冬に育てやすい植物でクリスマスを楽しみましょう。
クリスマスの雰囲気を楽しむには、電飾やクリスマスツリーなどの既製品だけではありません。赤や緑などの植物を使えば、クリスマスの雰囲気を楽しめます。ですが、寄せ植えは少し難しいという方は、普段育てている観葉植物にオーナメントを飾るだけでも十分楽しめます。今年はいつもと違った植物でクリスマスを楽しんでみてはいかがでしょうか。