多肉植物の寄せ植えに夢中な女性が激増!胸キュンデザインを真似しよう♪

多肉植物の人気は、お花の寄せ植えと負けないくらいの勢いです。ガーデニング雑誌でも、特集のページがあるほど、女性だけでなく男性にも人気ですね。今回は、簡単な寄せ植え方法と、飾り方についてご紹介します。

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どんな多肉植物を選べば良いの?

よく初心者さんに「どんな多肉植物を選べば良いですか?」と質問が多いように感じます。でも、選ぶこと自体はそんなに難しく考えなくても良いのです。自分が「この多肉植物、可愛い!」そう思うものを選ぶのが一番だと良いのではます。

確かに、お花屋さんやホームセンターで販売されている多肉植物は、種類がたくさんありますよね。セダム系(グリーンネックレスや乙女心など)やエケベリア系、オロスタキス系(子持ちれんげなど)、カランコエ系(白銀の舞やウサギの耳とも呼ばれています)、サボテン系(柱サボテンやきんしゃちなど)、とにかく多肉植物の種類は数えきれないほどです。

まずは、その中から、自分が「これ、かわいい!これ、おしゃれ!」そう思った種類の多肉植物を選ぶことから始めましょう。

寄せ植えの方法やコツは?

他の植物の寄せ植えと同じように、多肉植物にも寄せ植えの方法やコツがあります。やり方は様々ありますが、今回は比較的チャレンジしやすい簡単なパターンをご紹介します。

1、 選ぶ土の種類

寄せ植えで使う土の種類は、ガーデニング用の土でも大丈夫です。ただ多肉植物の場合は、もともと乾燥気味の土が好みですので、あまり保湿性が高い土は苦手ですから向いていません。

例えば、通常のガーデニング用の土2割に対して、にサボテンの土を1割ほどプラスすると分かりやすいかと思います。

2、 水苔を使う

使いたい器が決まったら、土の表面に水苔を軽く乗せます。「なぜ寄せ植えする前から水苔を使うの?」そう思われる人もいるかもしれませんね。でもこれ、実は私の寄せ植え教室の大切なコツなのです。

3、 根付きではなくカット苗を使う

多肉植物はとても丈夫ですので、カット苗をそのまま放置していても根が出てくる種類もあるほどです。根が付いている苗を使って寄せ植えをする方法もあるのですが、私のガーデニング講座ではほぼカット苗を使って寄せ植えにチャレンジしてもらいます。

そのメリットとしては、自分がデザインしたい場所にそのままピンセットで差し込むだけ。これだけなのです。色とりどりの自分が選んだ多肉植物を寄せ植えしていくのは、とても楽しいですよ。そのために、カット苗を挿しやすく水苔を乗せておくのがコツなのです。

おしゃれに魅せる飾り方

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お花屋さんやガーデニングショップに行くと、かわいい器やおしゃれな器がたくさん販売されていますね。もちろん、器も自分の好みの商品を選べば良いと思いますが、注意しなければいけないことがあります。それは、器の底に排水できる穴が開いているかどうか。

もちろん必要な時は、多肉植物にもお水は与えます。ですが、排水用の穴が開いていない器を選んでしまうと、余分な水がそのまま残ってしまうことになります。これでは空気が入らず呼吸ができませんよね。ですので、最低でも排水できる出来る穴が開いている器の中から、お好みの器を選ぶようにしましょう。

・おしゃれな器に寄せ植えする

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器を選ぶことは、寄せ植えするときの見た目をかなり左右します。特に高価な器でなくても、自宅にある錆びた空き缶や、欠けてしまったコーヒーカップなどを使うのもおしゃれですよ。100円ショップにも多肉植物が置いてありますし、一緒にかわいい器が並んでいたりします。

寄せ植えそのものは、先ほどご紹介した方法で構いませんので、ぜひ自分好みの作品を作ってみましょう。

・自分好みのカラフルなデザインにする

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器を選ぶことは、寄せ植えするときの見た目をかなり左右します。特に高価な器でなくても、自宅にある錆びた空き缶や、欠けてしまったお気に入りのコーヒーカップなどでもおしゃれですよ。また、100均などにも多肉植物が置いてありますし、一緒にかわいい器が並んでいたりします。

寄せ植えそのものは、先ほどご紹介した方法で構いませんので、ぜひ自分好みの作品を作ってみましょう。

・配置の場所など魅せる工夫をする

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せっかく作った多肉植物の寄せ植えですから、上手に魅せる工夫もしてみると良いかと思います。例えば、小さめの寄せ植えであれば、さりげなく「チョコン」と置いてみるとかわいらしいですね。また、いくつかの作品を並べて置いてみるのもおしゃれです。

逆に、カラフルな多肉植物をふんだんに使って作った寄せ植えであれば、目立つ位置に置くとより存在感が増し、魅力的な存在になるかとのではないでしょうか。

このように、多肉植物の寄せ植えは、デザインやカラーの組み合わせで全く別の魅力が味わえます。そして、「手間がかからない」というメリットから考えると、これだけ人気があるのは納得せざるを得ないのかもしれませんね。

失敗しがちな原因の対策

いくら手間がかからないと言われている多肉植物であっても、どうしても「管理の仕方が悪いのか上手く育てられない」と悩まれる人もいるようです。それは、多肉植物の管理が初めてという人でも上級者であっても同じなのです。植物だって、他の生き物と同じように、人間の思うようには上手くコントロールすることは不可能なのです。

去年は上手に管理できたのに、今年は枯らしてしまった……。これは、仕方がないことだと思うようにして、またチャレンジすれば良いのです。ただ、いくらそうは言っても、失敗しがちな原因はあります。ここでは、よくある失敗例と対策方法をご紹介していきますので、ぜひ参考なれば嬉しいです。

・枯れる原因

よく、多肉植物はあまり水を必要としないと考えている人もいるようです。でも、これではさすがに枯れてしまいます。いわゆる「水枯れ」というものが原因ですね。「そうは言ってもタイミングがわからない」そんな人は、多肉植物がシワシワになっていないか、よくチェックしてみましょう。

なんとなく元気がないな。ちょっと最近シワシワな気がする。そう感じたら、器の下から水が流れ落ちるくらい、たっぷり水をあげましょう。

・徒長する原因

購入したばかりの時は、こんもりしていたはずなのに、最近なんとなく伸びすぎてきた気がする。そう感じる時は、日当たりの少ない室内管理や、外に置いていいても日陰に置いている場合が主な原因です。多肉植物は、極端な直射日光でなければ日当たりのいい場所が大好きな植物なのです。

あまりにも徒長してしまった場合は、思い切って丁度いい場所で切ってしまいましょう。そうすることで、新しい芽がどんどん増えてきます。また以前のようにこんもりとした多肉植物になると思いますよ。それと、切り落とした枝はまた次の作品にも使えますので、捨てずに寄せ植えの材料にすると2度楽しめますよ。

・腐ったりカビが生えたりする原因

腐ってしまったり、カビが生えて苗がダメになる原因として考えられるのは水の与えすぎだったりしたのかと思われます。特に、これまでガーデニングを一生懸命されていた人に多いのですが、植物には水が欠かせない!と思い込んでいる場合が多いようなのです。

その点、多肉植物にそれほど水は必要としません。ですから、腐ったりカビが生えたりをなくする対策としては、水の与えすぎに注意することが大切になります。少し勇気がいるかもしれませんが、ぜひ様子を見ながら試してみるようにして下さい。

肥料は必要かどうか

「肥料は与えたほうが良いのですか?」こういった質問も意外と多いです。しかし、多肉植物に肥料を与えると、グリーンのままという種類のものもあるのです。多肉植物の種類によっては春や夏はグリーン、秋から冬にかけては紅葉するものもあります。

肥料を与えて悪いという事ではありませんが、自然の色合いを楽しみたいのであれば、特に肥料は必要ないと考えてもらったほうが良いでしょう。

まだ多肉植物の魅力を体験していない人へ

今回は、ガーデニングの中でも徐々に人気が集まっている多肉植物の寄せ植えについて記事にしてみましたが、いかがでしたでしょうか。もし、まだ「体験したことがない」という人がいたら、ガーデニングファンの一人として、ぜひその魅力を味わって頂けたらと思います。とてもかわいらしく、すてきな植物ですよ!