秋になったら作ってみたい!ハロウィンに向けてかぼちゃやトウガラシを使った寄せ植え

夏が終わって涼しい季節になると、ハロウィンの時期が近づきます。この時期は植物の成長もゆっくり育ちます。これから少しさびしくなりがちな庭ですが、少し明るい雰囲気になるように、ハロウィンに向けて寄せ植えを作ってみませんか?明るい色や、普段使わない色を取り入れて植物を楽しんでいきましょう。

ハロウィンに向けて寄せ植えを作ってみませんか?

ハロウィンといえば、どのようなことを思い浮かべるでしょうか。かぼちゃや、黄色・オレンジ色の飾りがにぎやかにまわりを彩るとにぎやかな印象を持ちますよね。もともとハロウィンは、秋に農作物の収穫を祝う行事です。またかぼちゃをくりぬいて、悪霊を追い払うためのお祭りでもあります。

ハロウィンの代表的なものと言えば、かぼちゃをくりぬいたジャック・オー・ランタンを見たことがある人も多いでしょう。このようなかわいい飾りをみると、何か作ってみたくなるのではないでしょうか。このようにハロウィンは、大人も子供も一緒になって楽しむことができるお祭りです。

寄せ植えでもハロウィンを楽しむことができますので、どんな寄せ植えができるか参考にして下さい。

ハロウィンに向いている花ってどんなもの?

オレンジや黄色の花

オレンジ色の花

via y.tada
秋になると、ガザニアやガーベラなどオレンジや黄色の花が咲きます。かぼちゃの色と似ていることから、ハロウィン風の寄せ植えには必須のアイテムです。ハロウィンの寄せ植えは、この他にも紫・黒色など少し暗めの色も利用するので、特に目立つ存在となります。できれば中心部分の目を引く場所に植えてみましょう。

トウガラシ

紫色のトウガラシ

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ハロウィンの寄せ植えに入れておきたいのが、トウガラシです。9月~10月になると、白やオレンジ・紫などいろいろな観賞用のトウガラシが売りに出されます。このトウガラシを一緒に植えるだけで、一気にハロウィンに出てくるお化けや怪しい雰囲気を出すことができます。

普段の時期では見れない紫色のトウガラシはとても見ごたえがあります。全体に入れると暗い印象になってしまうので、寄せ植えの一部に入れてみましょう。また、よく見かける赤いトウガラシも寄せ植えの色合いを引き立たせます。

ハロウィンを楽しむための寄せ植えのコツとは?

紫や黒色をとりいれる

ハロウィン風の寄せ植えは、オレンジや黄色で鮮やかにするのも大切ですが、少し怪しげな雰囲気をだすとさらに見栄えがよくなります。例えば、紫色や黒色のものを寄せ植えに入れていきます。先ほど紹介したとおり、トウガラシはいろいろな色が販売されているので、他の花との色合いを考えて取り入れていくといいでしょう。

トウガラシ以外にも、リュウノヒゲ・カレックスなどもおすすめです。特に光沢のあるリュウノヒゲはハロウィンの寄せ植えを引き立たせる存在になります。カレックスも寄せ植えにボリューム感が出るので取り入れてみましょう。

普段と違う色を組み合わせる

普段の寄せ植えは、同じような色合いを合わせてみたり、自分の好みの色合いの花を合わせたりすることも多いでしょう。ハロウィンは特別です。普段あまり使ったことがないような色合いの花をそろえてみましょう。

少しかわいいオレンジ色のカランコエや、紫色のセージなども入れていてもいつもと違った雰囲気をだすことができるでしょう。また、アジュガなどのグランドカバーによく使われる植物を入れるとまた一層トウガラシや明るい花を引き立たせることができます。

ハロウィングッズを取り入れる

ハロウィングッズ

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9月~10月になると、いろんなお店でハロウィングッズが売り出されます。かぼちゃの置物やかわいらしい飾りなど寄せ植えと一緒に植えると、さらにハロウィンの雰囲気を出せますので利用していきましょう。

インテリアショップなどでも販売されていますが、100円ショップでもいろいろなグッズが販売されます。どんな寄せ植えにするか悩んでいる人は、まず100円ショップでハロウィングッズを探してみてはいかがでしょうか。

ハロウィン風寄せ植えの作り方1

オレンジ色とピンクの花を入れた寄せ植え

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10cmほどの小さな鉢にガーベラ・ヤブコージ・センニチソウを植えました。ボリュームを出すために。少し垂れ下がる植物を前に植えて、オレンジ色を強調するために手前にガーベラを植えています。後ろ側にはセンニチソウを植えてかわいらしさもプラスしてみました。右側には赤色のトウガラシをいれています。

少ししか見えませんが、カボチャの置物も手前に入れています。少し大人しい印象で、ハロウィンが終わってもしばらく楽しめる植物を植えてみました。まだ花が咲いていない部分もあるので、これからもっとボリュームがでてきます。

ハロウィン風寄せ植えの作り方2

たくさんの色を取り入れた寄せ植え

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こちらは、ひとつめとは違い少しいろいろな色を混ぜてみました。手前にまだら入りヤブコウジ、左端は少し見えにくいですが、紫色のトウガラシ、右端には赤のトウガラシを植えています。今回使ったトウガラシは、クリスタルパールとカリコという品種のものです。

後ろのボリュームのある植物は、カレックスです。カレックスを植えることにより、寄せ植えのそれぞれの色を引き立たせることができます。手前に赤と緑いろが混ざった植物はアルテルナンテラです。寄せ植えをうまくみせるポイントは、はっきりとした色の花を多く使わないことです。今回は紫や赤・オレンジなどを使っていますが、緑の植物を取り入れることでメリハリをつけるようにしています。

またカレックスは見た通り枯れているように見えますが、とても生命力が強くなかなか枯れてなくなるようなことがありません。また、根が強くはるので他の花が枯れてしまっても、引き続き別の花を植えて長い間楽しむことができます。

植木鉢は、木でできたもので、長い間使っているため少しアンティーク感を出すことができました。ハロウィンの怪しげな雰囲気を出すためにも、少し古びた鉢を使ってみるのもいいでしょう。

ハロウィンの寄せ植えは普段と違った色合いで楽しむことができる

一年に一度家族で楽しめるハロウィンの季節に、寄せ植えを植えてみませんか?普段とは違った色合いになるため、どんな植物を選んでいいかわからないという方もいるでしょう。今回ご紹介したように、オレンジ色や紫色・赤色といったように、ハロウィンの代表的な色を使ってみましょう。

どれも目立つ色なのでそれだけ植えると、ちぐはぐになってしまいます。うまく緑色の葉をもつ植物をとりいれるとハロウィンだけでなく、寒い冬も楽しめます。また、植物だけではハロウィンの雰囲気が出なかったという方は、ハロウィングッズを取り入れてみましょう。

今回ご紹介した植物は、ホームセンターなど比較的販売しているものを取り入れています。気になった方は今からでも寄せ植えを作ってみてはいかがでしょうか。