家の中で簡単に!料理に使えるハーブを育ててみよう。
ハーブといえばラベンダーのように外で育てるのもあれば、料理に使うことができるローズマリーなどもあります。「わざわざプランターを買ったりするのは面倒」「外に置いておくと虫がつくから育てるのはちょっと…」という方にもおすすめできるハーブを紹介します。
ペットボトルでできるプランターの作り方
初めてハーブを家の中で育てる方は、ペットボトルを使って育ててみましょう。土を使わないのでキッチンが汚れる心配もありません。一度作っておくと後の手入れは水を変え、日の当たる場所に置いておくとうまく育てることができます。
準備するもの
ペットボトル
台所スポンジ
ビニールテープ
カッター
はさみ
油性ペン
台所スポンジ
ビニールテープ
カッター
はさみ
油性ペン
1. ペットボトルを切る
ペットボトルにスポンジを入れる場所を確認しながら、カッターで切り目をいれる。その後、はさみで切ると切り取りやすい。
切った後はテープで切り目を保護しておく。
切った後はテープで切り目を保護しておく。
2. 台所スポンジを切る
ペットボトルの上部を、台所スポンジに当ててマジックで印をつけカッターで切る。
3. ハーブを差し込むための切り目を入れる
ハーブを固定するために、台所スポンジに立てに切り目を入れる。最後まで切り落とさないようにする。
4. 台所スポンジにハーブを差し込む
用意したハーブの根元についた土を洗い流す。土がたくさんついている場合や、根っこが張っている場合はむりにはがそうとせず、少しずつほぐすようにする。
根っこが出てきたら、台所スポンジの上に緑の部分がでるように差し込む。
根っこが出てきたら、台所スポンジの上に緑の部分がでるように差し込む。
5. ペットボトルに差し込む
ペットボトルに水を入れて、台所スポンジを上から入れる。根元に水がくるように水の深さを調節する。
家の中で作れるハーブの種類
ハーブは種類がたくさんあるので、どれからやってみたらいいか迷ってしまうかもしれませんね。そんな方に比較的手に入りやすく育てやすい種類を紹介します。同じハーブでもいろいろな香りや種類があるので、見た目や香りを楽しみましょう。
ローズマリー
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スーッと気持ちがよくなる香りで、お部屋にひとつあるだけで気分をリフレッシュさせることができます。種類も豊富で、苗から植えると簡単に育てることができます。庭に植えると簡単に増えていくので、少しだけ欲しい人はプランターや小さな鉢がおすすめです。乾燥に強い植物なので、水やりは控えめにした方がよいでしょう。肉料理にローズマリーを添えるだけで、いつもと違う雰囲気をあじわうことができます。ローズマリーは消臭効果や抗菌効果も期待できます。
バジル
バジルはチーズやトマトと相性がよく、香りもとても良いので料理に添えるとメリハリをつけることができます。健康によく、食欲を増やし、体を元気にすることができるハーブです。種からも育てやすく、うまく育てることができると、たくさん葉をつけます。さし木をすることができるので、増えすぎたら一度茎を切って他の鉢に植えてみるとたくさんのバジルを楽しむことができます。寒い場所では育ちにくいので温度には気を付ける必要があります。
オレガノ
オレガノは大きくわけて3種類あり、料理に使う「オリガヌム類」、「マヨラナ類」は甘い香りのものや、強い香りのものもあります。「アマラクス類」はかわいい花をつけているので、花オレガノといわれることもあります。こちらも小さな株を植えると日当たりがよければ、どんどん増えていきます。ハーブによくある緑色だけでなく、いろんな色を楽しみたい方にはおすすめしたいハーブです。
いつもあると便利なハーブの種類
常に育てておくと、料理にも使いやすく、健康維持のためにも摂っておきたいハーブです。生のままでも簡単に食べられるものや栄養豊富なものを紹介します。
イタリアンパセリ
少しかじるとすっきりとした香りが口の中に広がり、気分をリフレッシュすることができます。栄養も豊富で野菜の中では上位を占めるほど優秀なハーブです。料理にパセリを添えるだけで食べることができるので、毎日食べるとよいでしょう。食欲を増やすことができ、精神的にもリラックスできる効果があるのが特徴です。毎日食べておきたいハーブなので、常に常備しておくとよいでしょう。
ミント
ミントは料理から入浴剤までいろいろなものに使われ、防腐・殺菌効果も期待できます。ミントの種類も豊富で、育てやすく、それぞれ香りも違います。ミントも育てやすく、簡単に増やすことができ、日陰でもよく育ちます。増えてきたら、株分けをしてまた違う鉢や水につけておくだけでも根が出るので簡単に増やすことができます。増えすぎたら乾燥させお部屋のインテリアとしても使うことができます。
家の中で育てるときの注意点
ハーブは他の植物に比べて比較的育てやすいですが、いくつか注意点があります。
日陰でも育ちやすいものを選ぶ
ハーブは基本的に、日当たり、風通し、温度、水やりが大切です。ほとんど日光を好み日陰でも育つものが多いですが、できるだけ日中は日の当たる場所に置くようにしましょう。日陰で育つハーブでも、ずっと日陰においておくとひょろひょろと細いハーブになることがあります。強い日光が当たる場所においても逆に枯れてしまうことがあるので、毎日様子をみるようにしましょう。
風通しに気を付ける
家の中は風通しが悪く、植物にあまりよくない環境になりがちです。エアコンの風も植物にはよくないので、あまり風が当たらない場所におくようにします。窓をなかなか開けないときは、夏であれば、ときどき扇風機をつけて部屋の空気を循環させてみるのもよいでしょう。
葉が増えてきたら間引きをする
ハーブは環境がよければ簡単に株が増えていき、葉をたくさんつけます。そのままにしておくと風通しが悪くなり、枯れてしまうことがあります。葉が増えてきたらすこし間引きをするようにしましょう。夏は特に増えやすいので熱がこもりやすくなります。少し元気がないと感じたら思い切って茎を切ってみましょう。
ハーブは家の中でも簡単に育てることができる
料理が好きな人はちょっとハーブが欲しいと思う方もいると思いますが、これほど簡単に育てられるのであれば、育ててみたくなりますね。
今まであまり植物を育てたことがないという人も、家にあるペットボトルやコップでできるので一度試してみてはいかがでしょうか。
今まであまり植物を育てたことがないという人も、家にあるペットボトルやコップでできるので一度試してみてはいかがでしょうか。