梅雨の時期からはじめたい!インドアグリーンの楽しみ方。

植物を育てる場所といえば、お庭やベランダというイメージがありますよね。でも梅雨の季節になると毎日雨ばかりで、植物を育てるのが楽しめないと思っている方もいるかもしれません。そこで、今回は、家の中で楽しめるインドアグリーンを楽しむ方法について紹介します。

梅雨の時期は毎日雨が続いてジメジメしているので、気分も落ち込みがちですね。ですがそんなときこそ、家の中で植物を育てるインドアグリーンをはじめてみませんか?
雨の時期はなかなか日光が当たらない日が続きますが、それも時間の問題です。夏が来れば、室内で育てた植物も元気になります。

でもインドアグリーンとは、どれから初めていいかわからないという方に、今回は初心者の方でも始めやすいものから紹介していきます。

インドアグリーンをおしゃれに楽しむ方法

インドアグリーンを楽しむために、うまくインテリアに取り入れるコツや、長く楽しめる方法を紹介します。

窓から入る光をうまく利用する

室内で育てる場合は、日光の光をうまく利用したコーディネートがおすすめです。観葉植物によっては、日光を好むもの日陰を好むものなどあります。その植物に合った場所選びが大切です。まずは、置きたい場所に置いてうまく育つか様子をみましょう。

少し植物に元気がなくなってしまったらない場合は、やはりもう少し日光の当たる場所に変えるとよいでしょう。特に家の中で育てる観葉植物は、直射日光を嫌うものもあります。窓側の直射日光は強すぎることがあるので、できれば薄いカーテン越し位の光が入る場所を選びましょう。

鉢植えだけでなく、切り花やドライフラワーなども取り入れる

初めて家の中で植物を育てる方は、どうしても鉢植えをたくさん置きたくなるのではないでしょうか。ですが、あまりにもたくさん置くと日光や水の管理が大変だと感じることがあります。こういう場合は、切り花やドライフラワーを取り入れていくのがよいでしょう。

室内で植物を育てるには、どうしても日当たりの悪い場所もあります。そういう場所では、日陰を好む植物と一緒に庭で育てた切り花や、ドライにしたハーブを鉢植えと一緒におくとうまく緑を引き立てることができます。

ツル性の観葉植物をとりいれる

室内で育てる植物に欠かせないのが、ツル性の植物です。例えば、シュガーパインやワイヤープランツなどは、うまく育つとどんどん伸びていきます。どちらも大きく育てばボリュームが出てさらに緑の空間を生み出します。

他にも小さな丸い実がつらなったグリーンネックレスもおすすめです。グリーンネックレスは、多肉植物なので、あまり水を必要としないので手間もあまりかかりません。ツル性の観葉植物は、高い場所に置くと垂れ下がるので、置く場所がない方は特におすすめです。丈夫で育ちやすい植物も多いのも特徴です。

場所ごとにテーマを作る

室内で植物を育てるには、それぞれ場所ごとにテーマを決めるといいでしょう。例えば、日光の当たる場所は、多肉植物やツル性植物を置くと活気のある場所になります。多肉植物はそれほど水をあげる必要もなく、つる性植物は日光が当たるとどんどん伸びます。

一方日光のあまり当たらない場所は、日陰でも育つポトスやガジュマルもおすすめです。一度その場所に植物がなじむことができると、長い時間楽しむことができます。寝室など落ち着いた雰囲気を出したい場所にも向いています。    

好みの雑貨と組み合わせる

自分好みのインテリアに合うような植物を選びましょう。そのまま植物を置くと、周りのインテリアから浮いてしまうことがあります。どうしても好きな観葉植物を置きたい場合は、植木鉢に凝ってみてもいいでしょう。

例えばヴィンテージであれば、ウンベラータなど大きな植物が合わせやすいでしょう。一緒につり下げて楽しめる植物もおすすめです。ナチュラルインテリアであれば、パキラなど白い鉢に植えてみてもいいかもしれません。大きな植物を置く場合は、ひとつだけ置くようにすると周りのインテリアを邪魔することも少ないでしょう。

インドアグリーンの選び方

インドアグリーンに向いている植物は、適度な日光で育つもの、寒暖差に弱いものなどがあげられます。室内でも場所によっては温度差や日当たりのよさも関係しますので、それぞれどのような植物が向いているのか購入する前にチェックしておきましょう。

日当たりがよい場所で大きく育つ植物

日当たりがよい場所とは、窓のそばや直接日光が当たる場所です。日当たりが好きな植物は、日光を浴びるとどんどん大きくなります。ただし、真夏の直射日光は強すぎることがあるので、適度にカーテンなどでさえぎる必要があります。

例えば、ゴムの木やユッカ、カポックなどです。
・ゴムの木…日光を好む植物ですが耐陰性もあるので、室内でとても育てやすい植物です。「永遠の幸せ」という花言葉を持っています。
・ユッカ
とがった葉が特徴で、上向きに生えているので狭いお部屋でも育てることができます。乾燥した状態でも枯れにくいので他の植物に比べてとても育てやすいです。
・カポック
初心者にも育てやすい植物で、日光を好みますが、日光が少ない場所でも育てることができます。特に暖かい時期に大きくなりますので、土が乾いたら水をたっぷりとあげましょう。

半日陰でも育ちやすい観葉植物

半日蔭とは、窓から少し離れている場所や、玄関などです。このような場所では、直射日光が苦手な植物や耐陰性のある植物が向いています。
例えば、ポトス・ガジュマル・フィカス・プミラです。

・ポトス
ポトスは明るい緑色の葉で、ツルを伸ばしてどんどん広がっていきます。暑さや乾燥にも強いので、日光が少ない場所でも育てることができます。
・ガジュマル
「幸せの木」と呼ばれるほどとても人気の植物です。個性のある太い幹が特徴で、独特の姿を楽しむことができます。日陰でも育ちますが、時々日当たりの良い場所に置くと元気になります。
・フィカス・プミラ
白や黄色のまだら模様の小さな葉が特徴で、日当たりの少ない場所でも育ちます。初心者でも育てやすく、水やりは乾燥したらたっぷりとあげるようにしましょう。

日陰でも育ちやすい観葉植物

日陰とは、日当たりがあまりよくない部屋や、窓が少ない部屋などです。観葉植物は、丈夫なものが多いので、あまり日当たりがよくない部屋でもうまく育つことがあります。
例えば、オリヅラン・モンステラ・アイビーなどです。

・オリヅルラン
日陰でも育ちますが、日当たりの良い場所に置くとさらによく育ちます。温度の変化にも強く、初心者にも育てやすい植物です。
・モンステラ
葉の形がユニークで人気のあるモンステラ。暑さに強く丈夫な植物なのですが、日陰でも育ちます。直射日光に当たると葉焼けを起こしてしまいます。
・アイビー
ツル性の植物で、うまく育てることができるとどんどんツルが伸びていきます。アイビーは、日光を好みますが、風通しの良い日陰でも育ちます。少し元気がなくなったら日当たりのよい場所に置きましょう。

水やりの必要があまりない観葉植物

部屋の中に観葉植物を置きたいけれど、あまり手のかからないものを選ぶ場合は、乾燥に強い植物を選びましょう。特に、一年中エアコンをつけている部屋にもおすすめです。
例えば、ユーカリ・パキラ・ユッカなどです。

・ユーカリ
乾燥に強く、とても丈夫な植物です。初心者にもとても育てやすく、環境が合えばどんどん大きくなります。暑い地域で育つ植物なので冬の寒い季節が苦手です。
・パキラ
乾燥に強く、丈夫で虫もつきにくいのでとても育てやすい植物です。直射日光には弱いので、夏の暑い時期はカーテン越しなどに置くとよいでしょう。
・ユッカ
日光を好む植物ですが、半日蔭などでも育てることができます。室内でも育てられますが、4月から10月の温かい時期は、外に置いて育てるとさらに丈夫に育ちます。

梅雨の時期もインドアグリーンを楽しもう

梅雨の時期は毎日雨が続き、庭やベランダで育てていた鉢植えが枯れてしまったという方もいるかもしれません。こういう時期だからこそ、インドアグリーンを始めてみるチャンスではないでしょうか。

庭やベランダで育つ植物とはまた違った楽しみ方ができます。少し気分が落ち込みがちな季節も室内で植物を育てる楽しみを味わっていきましょう。