大人気のナチュラル風な寄せ植えを作ってみよう!
春が近づくと、「今年こそおしゃれな寄せ植えを作りたい!」と思っている人も多いのではないでしょうか。お花を植える庭がないから諦めていたという人も、プランターを使った寄せ植えを作ってみましょう。今回は、ちょっと趣向を凝らしてどんな場所にでも合う、ナチュラル風な寄せ植えの作り方を紹介します。
寄せ植えを作る前に準備しておきたいもの
お花を準備する前に、道具を準備しておきましょう。最初はいろいろな道具があって迷うかもしれませんが、必要最低限の道具を用意しておきます。
・プランター
・土(初心者は培養土がおすすめ)
・肥料(薄めて使う液体や粒状の肥料)
・鉢底石・鉢底ネット
・軍手
・シャベル
・新聞紙(周りを汚さないため)
・ハサミ
・ジョーロ
・プランター
・土(初心者は培養土がおすすめ)
・肥料(薄めて使う液体や粒状の肥料)
・鉢底石・鉢底ネット
・軍手
・シャベル
・新聞紙(周りを汚さないため)
・ハサミ
・ジョーロ
寄せ植えの作り方
寄せ植えは簡単に植えているように見えますが、順番や方法を間違えるときれいに見せることができなくなります。まずは基本的な寄せ植えの作り方を紹介します。
1. 鉢の底に鉢底ネットを置き、その上に鉢底石をおく。鉢床ネットは通気性をよくするために水
を通りやすくし、そこから虫が入らないようにする効果がある。
2. 土を鉢の3分の1まで入れる。調整された培養土だけでなく、粒状の肥料を土に混ぜておく。
3. 購入した花をそのまま土の上に仮置きしていく。自然な感じにしたい場合は、ポットから花を取り出したあと根っこをいくつかに分解して植えていくとうまくできる。
4. ポットから花を取り出して、土の上に苗をおいていく。根っこはできるだけそのままにしておく。よほど硬くなっているときは少しほぐす。
5. 土を上からかぶせるように少しずつ入れる。隙間ができないように土を抑えながら入れていく。
6. 鉢の上から2cmは開けておく。最後にもう一度隙間ができていないか確認しておく。
7. きれいに植え終わったら、最後にジョーロで水をたっぷり入れる。
1. 鉢の底に鉢底ネットを置き、その上に鉢底石をおく。鉢床ネットは通気性をよくするために水
を通りやすくし、そこから虫が入らないようにする効果がある。
2. 土を鉢の3分の1まで入れる。調整された培養土だけでなく、粒状の肥料を土に混ぜておく。
3. 購入した花をそのまま土の上に仮置きしていく。自然な感じにしたい場合は、ポットから花を取り出したあと根っこをいくつかに分解して植えていくとうまくできる。
4. ポットから花を取り出して、土の上に苗をおいていく。根っこはできるだけそのままにしておく。よほど硬くなっているときは少しほぐす。
5. 土を上からかぶせるように少しずつ入れる。隙間ができないように土を抑えながら入れていく。
6. 鉢の上から2cmは開けておく。最後にもう一度隙間ができていないか確認しておく。
7. きれいに植え終わったら、最後にジョーロで水をたっぷり入れる。
おしゃれなナチュラル風な寄せ植えをするためのコツ
ナチュラル風の寄せ植えは花選びが大切!
自然な雰囲気を味わうナチュラル風のデザインはあまり主張するような花は控えておきます。植物はできるだけ緑色を主体にし、白色の花でうまくバランスをとっていきましょう。できれば同系色でそろえると見た目もよく、ひとつひとつのお花が引き立ちます。色は3色以内にしておくことが大切です。あまりたくさんの色の花があるとまとまりがない寄せ植えになってしまいます。
鉢やプランターは花を引き立たせるものを
ナチュラル風な寄せ植えにするためには、鉢やプランター選びもとても大切です。ナチュラル風にあった鉢やプランターは素焼きの鉢や木でできた鉢です。この2つは通気性もよく、夏の暑い時期でも熱がこもりにくいのでおすすめです。他にももう少し手ごろな値段の鉢がいいのであれば、プラスチックのプランターがおすすめです。最近はデザインも陶器の鉢のようなものもありナチュラル風に合うプランターもたくさんあります。
デザインは高低差や色の強弱をつけるのがコツ
寄せ植えに向いている花は、色だけでなく高低差をつけることも大切です。背の高いものと低いものを選びましょう。あまり同じ高さの植物を選び寄せ植えをすると、ひとつひとつの花が目立たなくなってしまいます。寄せ植えは基本的に後ろに背の高いものを配置し手前にいくほど、背の低い植物を植えていきます。少し高度なテクニックでは、鉢に垂れ下がるような植物を入れるとおしゃれな寄せ植えになります。
他にも、植木鉢の中心に背の高い花を置き、周りにそれよりも低い花を植えていくという方法もあります。
色の強弱も同じような色ばかりだとぼんやりとした寄せ植えになってしまいます。ピンクであれば濃い色と薄い色を組み合わせるとバランスがよくなります。
他にも、植木鉢の中心に背の高い花を置き、周りにそれよりも低い花を植えていくという方法もあります。
色の強弱も同じような色ばかりだとぼんやりとした寄せ植えになってしまいます。ピンクであれば濃い色と薄い色を組み合わせるとバランスがよくなります。
花を植える前に仮置きをしてデザインを考えておく
お花を買うときに頭の中でイメージを描きながら花を選びますが、いざ植えてみると想像していたものと違うといったことはよくあります。そのようなことにならないためには、用意した植木鉢に買ってきた花を一つずつ仮置きをしてデザインをもう一度確認しておくことが必要です。
一度植えてしまうとなかなかデザインを変えることは難しくなります。植えてみると花が足りなかったり、ボリュームが不足しているということもよくあります。植木鉢に入れた土の上に花を並べてみてもう一度どんな寄せ植えになるのかイメージしておきましょう。
一度植えてしまうとなかなかデザインを変えることは難しくなります。植えてみると花が足りなかったり、ボリュームが不足しているということもよくあります。植木鉢に入れた土の上に花を並べてみてもう一度どんな寄せ植えになるのかイメージしておきましょう。
花と花の間は詰めすぎない
初めて寄せ植えを始める人は、どれくらい花を用意してどんな花がいいのか迷ってしまうかもしれません。園芸店などで見かける寄せ植えは、きれいに見せるため花と花の間がぎっしりと植えられていることがあります。見た目にはとてもよいのですが、花によっては少し間をあけておかないと、窮屈になってしまい、せっかく咲いていく花も少なくなってしまいます。春に咲くパンジーやビオラは株が横にひろがっていくため、隙間が必要です。逆にジュリアンや葉ボタンなどは広がらないので、間を開けないで植えていっても大丈夫です。それぞれの花の特徴を知ってから植えていきましょう。
寄せ植えを植えた後のお手入れ方法
寄せ植えはあまりお手入れをすることが少ないため、初心者でも育てやすいのが特徴です。水やりや肥料などに気を付けていれば、急に花が枯れてしまうという事は少ないでしょう。ただし、花が咲く時期は枝がどんどん伸びて見かけが悪くなるので、ハサミでカットすることも大切です。そして花が咲いた後の枯れた花は定期的カットしていきましょう。そのままにしていると他のつぼみが咲かなくなります。
ナチュラル風な寄せ植えにおすすめしたい花や植物とは
シュガーパインやアイビーなど垂れる植物
ナチュラル風な寄せ植えにぜひ入れておきたい植物は鉢から垂れる植物です。シュガーパインやアイビーなどがあるだけで、おしゃれな雰囲気に変えることができます。手入れも簡単な植物なので、家の中で育てることもできます。
アリッサムやヒューケラなど背の低い植物
アリッサムは小さな細かい花がたくさんついていて、土を絨毯のように覆うことができます。とても育てやすいので種からも植えることもできます。
ヒューケラは一見シンプルな植物に見えますが、春から夏にかけて小さな花を咲かせるものもあり、寒さに強く簡単に株を増やすこともできます。カラーも落ち着いているのでどんな花にも合わせやすい植物で、寄せ植えをより雰囲気のあるものに変えることができます。
ヒューケラは一見シンプルな植物に見えますが、春から夏にかけて小さな花を咲かせるものもあり、寒さに強く簡単に株を増やすこともできます。カラーも落ち着いているのでどんな花にも合わせやすい植物で、寄せ植えをより雰囲気のあるものに変えることができます。
ラベンダーやチューリップなど背の高い植物
ラベンダーはとても育てやすい花で、一度植えてしまうとどんどん花を咲かせ、紫の美しい花をさかせます。背が高くなるものがほとんどなので寄せ植えのバランスを考えて植えていきましょう。春に咲くチューリップも寄せ植えに加えると華やかになります。チューリップは球根から育てますが、一度咲いた後の球根も翌年花を咲かせることがあるのでとっておきましょう。
ペチュニアやパンジーなどボリュームのある植物
寄せ植えでボリュームを出すには育てやすく、花が増えやすい品種がおすすめです。春になるとどのお店でも販売しているペチュニア、パンジー、ビオラなどは色も鮮やかで、カラーも豊富で華やかにみせることができます。
いろいろな植物を使って自分だけのオリジナルを
初心者でも簡単にできる寄せ植え方法を紹介しました。今までうまく行かなかった人もコツさえつかめば自分だけのお気に入りの寄せ植えを簡単に作ることができます。まずは道具から準備して春に向けてどんな花を植えるか想像してみましょう。