2017年5月2日 更新

庭で育てた花を綺麗に飾る方法【スパイラル】で花束の様に花瓶にいけよう

花束は、お顔が一つ一つかぶらない様に、そして丁度良い向きになるように「スパイラル」という方法で束ねられています。この方法を使って花を花瓶にいければ、プロの様な演出が可能です!

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花束を下から見た様子

花束を下から見た様子

【スパイラル】
茎を、スパゲティをゆでる時の様に螺旋状に束ねる方法
庭で花を育てる楽しさは、自分の好みの花をたくさんの収穫できることではないでしょうか?

お庭で群生している花を眺めるのは、至福のひと時ですね。たくさん咲いた花は切り取ってお部屋に飾ってみましょう!

切り出した花は、なるべく少ない手順で形をまとめないと、傷んでしまいます。
花屋で作ってくれる花束の様に、花の向きを綺麗に整えて、さっとかっこよく活けたいものですよね。
そのために、スパイラルというまとめ方をします。

庭で咲いた花を水あげしたあと、この方法で軽くまとめ、花瓶に活けると、その茎の様子も美しく、ブーケをそのまま飾っているように演出することが出来ますよ。

スパイラルの方法とは?

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ブーケも、長花束も、スパイラルの方法で花束は作られています。

何本の花でも、ねじりの流れに逆らわず加えていけば、花束の状態が出来上がります。
結局、高低差の違いによって、ティアドロップ型の花束(逆さにすると長花束)の状態が出来上がるのです。
※ティアドロップ型のブーケもそれぞれの花の茎の長さが違うだけでスパイラルでまとめられているのですよ!

草花は、この方法でまとめると、1本1本が引き抜きやすく、お互いの痛みを最小限に抑えることが出来ます。

形の基本は、スパゲッティをゆでる時の様に手の中で絞ってお鍋に放った状態を作り出せばいのです。この方法は合理的です。花と花がぶつからない様に間隔を空けることができる方法なのです。

花弁はちょっとした摩擦に弱く、こすれた場所は黒く変色してしまいます。なるべく等間隔に間を空けると風通しも良くなるので痛みを抑えられるのです。
【手順 1】 右利きの場合

【手順 1】 右利きの場合

① 1本目下葉の処理をした花を左手に持ち
② 2本目を1本目の左側に添える
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茎には癖があり、曲がっていると綺麗にまとめることが出来ません。

農家の方が育てた花は1本ずつ見事にまっすぐに揃っていますが、庭の花の茎は短かったり、曲がっていたり扱いにくいものですね。
材料の茎は、指でしごいて、なるべくまっすぐにそろえましょう。
【手順 2】

【手順 2】

③ 1本目と2本目の上に左側から3本目をのせる
手順 3

手順 3

④ 4本目は*右側から*3本の後ろに添える
上から、左、左、左で添えていきましょう。

ある程度の本数を重ねたら、反対側から(右側)も添えます。※④
反対側から添える場合は、束の後ろに添えます。
束の後ろから添えることで、自然なスパイラルの茎の流れになります。
花束は立ちます

花束は立ちます

ちゃんとスパイラルの形が出来ていると、花束は立ちます
束ねた部分を輪ゴムでくくり、長すぎる茎をはさみでカットします。
※草花などの茎が弱い植物は、麻ひもでフワッとゆるくくくるのもおすすめです。

このまま、花瓶に活ければ花がくっつかず、綺麗な向きで揃います。

花びらはぶつかったりこすれたりがとても苦手です

花びらは、ちょっとしたぶつかりにも弱く、手や洋服がぶつかっただけでもいずれ黒く変色してしまうことが多いのです。※スカートの裾が触れるだけでも花は傷んでしまうのです!

蜜を集める蝶々やミツバチなどの虫たちは、足の周りにフワフワな毛が生えていて花びらの傷がつくことへの負担を減らしています。花は、人間の温度差のある手でさわったり、折ったり、こすったりすることを嫌がります。

黒ずんだ筋になるのは、
「もう、痛かったよ。触らないで!」と、かさぶたを作った状態なのです。
美しい花たちを怒らせてはいけません。
優しく、葉っぱの一枚まで、大切な物を扱うようにすると、へそをまげず、家の中で綺麗に咲いてくれますよ。
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