2018年3月26日 更新

イングリッシュガーデンから学ぶ、基本テクニック ~ おすすめの花 Vol.1 ~

庭づくりをするときの一番の楽しみは、ガーデンに何の花を植えようかと考えているときではないでしょうか。けれど花の種類はあまりにも多く、いったいどの花にすれば良いのか悩んでしまうこともありますよね。ここでは実際のイングリッシュガーデンを参考に、おすすめの花をご紹介します。ガーデニングの花選びの際に役立ててくださいね。

[PR]ご近所さんとはちょっと違う、個性的なお庭用品ならガーデンガーデン♪

花にも流行がある?

pexels (10488)

ファッションに流行があるように、ガーデニングでも流行りを感じるときがあります。イギリスやスコットランドのガーデンを訪れたり、ガーデニング専門のウェブサイトを見ていたりすると、だんだんとガーデンの流行が分かってくるのです。

それはレイアウトだったり、ディスプレイであったりとさまざまですが、もちろん花も同じこと。「この花はどこのガーデンでも見かけるなあ」と思うと、ガーデニングショップでも大きくその花を取り上げていたり、また早くから売り切れになってしまったりもします。

pexels (10520)

毎年咲いてくれる庭の花はとても可愛らしいものですが、ときにはガーデンに新しい花を取り入れたいと思うこともありますよね。

今年の庭にはどんな花を迎えようかと悩んでいる方に、ここでは今までに滞在したイングリッシュガーデンで多く見かけた花の中から、おすすめをご紹介します。

また、イングリッシュガーデンでは実際にその花をどのように植栽しているかも合わせてご紹介します。お気に入りの花を見つけたら、ぜひ自宅のガーデンに迎え入れてくださいね。

1.ダリア

 (10491)

どこのイングリッシュガーデンでも多く見かけた花のひとつであるのがダリアです。また最近では、英国にある多くのガーデンショップが力を入れて販売している花のひとつと言えるのではないでしょうか。

英国で最も有名なフラワー&ガーデンショーであるチェルシーフラワーショーでは、ダリアを専門に販売しているショップを見かけ、そこはたくさんのダリアが咲き誇り、まさに圧巻の眺めでした。

ダリアは今、小さな花びらを持つ可憐なものから、大輪の花を咲かせるあでやかなものまで、本当にたくさんの種類が販売されています。
 (10494)

ダリアはとてもバラエティに富んでいて、種類によって色、かたち、背丈がそれぞれ異なります。また葉のかたちも異なるので、どんなものが自分のガーデンに似合うのか、数多くのダリアから好みの合わせて選ぶのも楽しみのひとつとなるでしょう。

とてもインパクトがあり、ゴージャスな花なので、ガーデンの中で素敵なアクセントになること間違いなし!花期が長いのもガーデナーにとって魅力のひとつであり、夏から秋にかけてガーデンの中で光り輝いてくれるでしょう。またダリアは切り花としても楽しめるところも特徴です。
 (10495)

ダリアは人の視線を奪わずにはいられないほどインパクトの強い花なので、花の色、フォルムはもちろん、どこに植えるかも重要なポイントとなります。

たとえば上の写真はスコットランドのボーダーズ・エリアにあるポートモア・ガーデンのキッチンガーデンになります。

ここでは色は華やかなものを、そして背丈のあるダリアを選び、花壇のフロントに植えた小さく可憐な花々と合わせたレイアウトにしています。このように高さの違う花と一緒に植えると、そのアンバランスさが庭に個性を与えてくれるでしょう。
 (10497)

そして上の写真は同じくスコットランドにあるアボッツフォード・ハウスのガーデンとなりますが、こちらはダリアを主役とする植栽法。

あざやかなピンクの大きなダリアが目立つようにメドウの手前に植え、ダリアの持つゴージャスな魅力をよりいっそう感じられる見せ方となっています。
39 件
[PR]ご近所さんとはちょっと違う、個性的なお庭用品ならガーデンガーデン♪

関連する記事 こんな記事も人気です♪

この記事を書いたひと

Hazuki Akiyoshi Hazuki Akiyoshi