2017年9月29日 更新

初心者でも大丈夫!パンジー、ビオラの種まきと育て方

冬から春にかけての花壇や寄せ植えの主役になるのがパンジーやビオラ。育てやすいので初心者さんにもおすすめです。たくさん苗が必要な時は、種をまいて自分で苗を育ててみましょう。種のまき時や育て方、花を長く楽しむためのコツなどをご紹介します。

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花壇を花でいっぱいにしたい!という場合は、気に入った品種の種をまいて育てるとよいでしょう。多少手間はかかりますが、種一袋で花いっぱいになります。

パンジー、ビオラの種のまき時はいつ?

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パンジー、ビオラの種まき時期は8月下旬~10月頃

パンジーやビオラの発芽適温は20℃前後。8月下旬~10月頃が種まき適期です。
早い時期に種をまけば、寒くなる前に苗も十分大きく育ち、花も早くから楽しめます。

9月上旬頃までに種をまくと、11月~5月末頃まで花を楽しめます。

9月中旬~下旬頃はパンジーやビオラの種まきに最もよい時期。気温もほどよく下がってくるので発芽に最適です。この時期に種をまくと年末頃から少しずつ花が咲き始めますが、株が大きく育つ前に気温が下がってしまいます。真冬はほとんど大きくならないので、株が充実してたくさん花をつけるようになるのは春になってから。3月頃から株が大きくなって花いっぱいの花壇になります。

パンジーやビオラの種は10月頃までまけますが、この場合は年内の開花は難しいでしょう。咲いてもほんの少しだけ。冬を越して春になってから株が大きく育ち始めます。5月頃には見事な大株になり花をたくさんつけますよ。

花を長く楽しみたい場合は、9月上旬と10月頃など、時期をずらしながらまいてもいいですね。

去年の種は使える?

種はその年に買った新しいものを使いましょう。古くなると発芽率もぐんと下がります。まき残していた古い種をまいても、ほとんど発芽しないと思ったほうがよいでしょう。
同様に、来年用に…と種を残しておいても発芽率が下がるので、全部まいてしまうことをおすすめします。

あまり早くまきすぎないように注意

少しでも早くまいた方が花を早くから楽しめるような気もしますが、夜間の気温が25℃以上あると発芽しにくいので注意が必要です。また、気温が高い時期に種をまくと病気が発生しやすいというデメリットもあります。

8月中~9月上旬にまく場合は天気予報で気温をチェックしつつ、残暑が厳しいようだったらまき時を遅らせるか、可能であれば発芽まで冷房を入れた室内に置いておくとよいでしょう。マンションのベランダなど直射日光があたり気温が下がりにくい場所も要注意です。

パンジー、ビオラの種のまき方

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種をまく容器は手間やコストを考えて選ぼう

種は箱トレイやプラグトレイ(セルトレイ)、苗用ポットなどにまきます。

ジフィーポットやジフィーセブンを使うとそのまま植えられるので移植の手間を減らせます。
プラグトレイで作ったプラグ苗は根鉢をくずさずにそのまま移植できるので便利です。
移植の手間を減らせるセルトレイなどもあります。
箱トレイにまいた場合は、発芽して本葉が2~3枚出た段階で苗用のポットに移植しましょう。
発芽まで室内で管理する場合は、土を使わないピートバンにまくと場所を取らず清潔感もあり安心です。

種をまく容器はコストや手軽さ、置き場所などを考えて選ぶとよいでしょう。

種まき用土

プラグトレイや育苗箱などで育てる場合は、種まき用土を用意しましょう。
トレイに土を入れたらジョウロでたっぷりと水をやって湿らせておきます。ピートバンやジフィーポットを使う場合も、あらかじめ吸水させておきましょう。
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